やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

アオスタ・ドロミテ・チロル3 モンテ・ビアンコ(モンブラン)を望むエルブロンネ展望台と炎天下のアオスタ散歩

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↑SKY WAY中間駅のパヴィヨン・ドゥ・モン・フレティ(標高2173m)付近は散策できる。

7/1~7/9までのアオスタ・ドロミテ・チロルツアーの3日目。
今日は宿泊地であるアオスタを出発し、ヨーロッパアルプス最高峰のモンテ・ビアンコ(モンブラン)を眺める
エルブロンネ展望台に行き、午後はアオスタに戻りフリータイム。

ツアーバスでアオスタからクールマユールの隣町のアントレーヴで移動し、Monte Bianco SKY WAYの駅へ移動。
その時点で最高地点までではないものの、モンテ・ビアンコがよく見えている。
モンテ・ビアンコの左隣で目立っているトンガリはエギーレ・ノイル(Aiguille Noire de Peuterey、3773m)。
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今日は展望台からモンテ・ビアンコを見るだけなので、天気が悪ければもうどうしようもないのだが、
これ以上は望めないほどの晴天でありがたい。
このSKY WAY2015年のミラノ万博に合わせて建設されたばかりとのことで、ゴンドラ自体が360度回転するので、
どの場所に乗っていてもぐるっと1周風景を楽しむことができる。
日本でも木曽駒ヶ岳のロープウェイなんかで採用すれば人気が出るかもしれない。
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パヴィヨン・ドゥ・モン・フレティ(標高2173m)中間駅で乗り換え、エル・ブロンネル展望台(3462m)まで到着すると、
さすがに寒い。
でも風はほとんどないので、もってきたダウンを着るほどではなかった。
ソフトシェル+ウィンドブレーカーでちょうどいいくらいで、これも天気次第ではめちゃくちゃ寒いらしいので恵まれていた。
目の前にヨーロッパアルプス最高峰のモンテ・ビアンコ=モンブラン(4810m)を望むことができる。
モンブランはヨーロッパアルプス最高峰なのだが、尖っているわけではなくどっしりとしている。
最高峰の割りには登りやすいのかもしれない。
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そして、登るまで全然期待していなかったマッターホルン(4478m)が見えたのには感動した。
マッターホルンは明日麓の町チェルビーノで見るのでそれも楽しみだ。
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黒ラブはヴァレ・ブランシェ氷河を眺めて何を思うのだろうか。
そして細く尖ったデンテ・デル・ジガンテ(4014m)とその右のロシュフォール稜(4001m)。
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ツアー旅行にしてはけっこう自由が利き、下での集合時間が決められているだけなので、
それに合わせて自由に下りてきていいとのこと。
途中駅パヴィヨン・ドゥ・モン・フレティ(標高2173m)付近には高山植物園のある散策路があるとのことなので、
そこを散策することにする。
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下りて少しバスで走ったところから振り返るモンテ・ビアンコ。
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昼食をとったレストラン。
この辺りで泊まれたら楽しいだろうなと思う。
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アオスタの街に戻ってからは自由散策。
奥に見えているのはモンテ・ビアンコの前衛となるGrand Combin(グラン コンバン)。
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アオスタはローマ遺跡も残る見どころの多い街だ。
西側の凱旋門まで行くと旧市街地は途切れる。
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せっかく時間があるので、旧市街地の中心にある市庁舎の前でジェラートを食べて休憩してから、
街の南側の高台まで登って、モンテ・ビアンコと街の風景を眺めることにした。
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アオスタ駅を通り抜けて、川を渡る。
あれ?なんだかゴンドラみたいなのが渡っている。
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町はずれのおしゃれな教会を過ぎると、坂道になり、周囲はブドウ畑となる。
この辺りまで約30分。
道路とさっき川を渡るときに見たゴンドラが交差するところまできたところで、これに乗るとかなり高台まで簡単に行けそうなので
ゴンドラの駅を探してみることにした。
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この辺りでもかなり高台で、街の方向を見るとアオスタの旧市街地の向こうにGrand Combin(グラン コンバン)が見えている。
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戻りつつロープウェイの駅を探し、見つけたもののロープウェイは17時で運行終了していた。
残念。
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炎天下を1時間程度歩いて汗だくになったので、アオスタ駅の構内のベンチで休憩。
日本の暑さと違って湿度が低いので日影に入ると風が心地よい。
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再び旧市街地に戻り、ローマ時代の橋を見る。
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そしてこの日の夕食はフリーだったので、アオスタの旧市街地の適当な店に入るが、ここがなかなかよかった。
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店員さんも感じよかったし、マルゲリータも4.3ユーロで安いし、チーズとハムの盛り合わせも11ユーロ。
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明日でこの街を去ってしまうけれど、もっと長く滞在したいなと思えるいい街だった。
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ホテルの窓から見えるMonte Emilius(モンテ エミリウス)に夕陽が当たる。

テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2017/07/03(月) 23:59:44|
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アオスタ・ドロミテ・チロル2 ビーチリゾートのチンクエテッレからアルプスの見える街アオスタへ

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↑モンテロッソ・アル・マーレの路地にて

7/1~7/9までのアオスタ・ドロミテ・チロルツアーの2日目、だが、観光は今日からなので実質1日目。
今日の観光はどこかというと、チンクエ・テッレである。
チンクエテッレはイタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村でビーチリゾートとしても有名な場所である。

今回のツアーに申し込んだ理由は、
1.ドロミテを歩ける。
2.チロルを歩ける。
3.モンブラン(モンテ・ビアンコ)を眺められる。
4.マッターホルン(チェルビーノ)を眺められる。
だったので、イタリアの海岸の観光が入っていることを来るまで知らなかった。

ピサ=ラ・スペーツィア・ジェノヴァ鉄道に乗って、まずは北西端のモンテロッソ・アル・マーレへ。
鉄道内の雰囲気は2階建てでちょうどJRの普通列車のグリーン車に似ている気がする。
2年前にイタリア半島の反対側のアドリア海を巡っているが()半島のこちら側のティレニア海も同じ雰囲気だ。
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イタリアのこういう街の雰囲気は好きだが、短時間で観光するところというよりは、やはりゆっくりと滞在するところだよなぁと思う。
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本当は船で移動する予定だったそうなのだが、風が強く船が運行されなかったため、再び鉄道で移動。
次はチンクエテッレ南東端のリオマッジョーレへ。
ここの観光名所は海に突き出した集落マナローラになるようだ。
ここは砂浜がないので、狭い護岸の上に人がひしめき合っている。
海水浴をするなら、さっきのモンテロッソ・アル・マーレの方がよさそうだ。
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ここは段々畑でのブドウの栽培も盛んなようで、日本でいう湯河原みたいな場所だった。
湯河原のミカン畑がブドウ畑に置き換わったような感じで、ブドウ畑の間を稜線まで歩いて行ける。
が、時間がないので途中までしか行けなかった。
ゆっくり滞在してブドウ畑をずっと散策するとすごく楽しそうだ。
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その後、海からアルプスの方に向かっていくにつれて周囲に山が増えてくる。
山が見えてくるとワクワクするので、やっぱり海より山の方が好きなのかもしれない。
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アオスタの街に到着し、まずはホテルにチェックイン。
ホテルの窓からはBecca di Noma(ベッカ ディ ノーマ)とMonte Emilius(モンテ エミリウス)が目の前に見えている。
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夜スーパーに買い物に。
どこからでも山が見えるいい街だ。
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スーパーにはチーズが大量にあって羨ましい。
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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2017/07/02(日) 23:59:06|
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久々に北杜夫の「湿度の高い」小説を読み返してみたくなる。

10日前の『乗鞍天空マラソン』の翌日に、久しぶりに松本市街地を散策したこともあり、
久しぶりに北杜夫の小説を読み返したくなった。
小学生高学年の頃から文庫本を読むようになったのだが、そのきっかけになったのは自宅にあった
北杜夫の『どくとるマンボウ青春記』がやたら面白かったからである。
(ただ、小学生の時初めて自分で買った文庫本は当時のムツゴロウ人気もあるのか畑正憲の『ムツゴロウの自然を食べる』だったが。)

それから中学生の頃にかけて北杜夫の著作はすべて読んだのだが、
その中でも『輝ける碧き空の下で』と『白きたおやかな峰』が長編としては好きなのだが、
北杜夫らしい「湿度の高い」ちょっと陰鬱な短編集で秀逸だと思うのが、
『岩尾根にて』『谿間にて』などの初期の作品だ。

これらの作品は新潮文庫『夜と霧の隅で』に収められているのだが、久しぶりに本棚の奥から引っ張り出してみると、
かなり黄ばんでいる。
奥付を見ると 平成四年十二月二十日 五十三刷 版なのでもう25年も前のものになるわけだ。

『どくとるマンボウ青春記』で上高地を中心とした山岳を北杜夫が歩き回っていたことは知っていたが、
その経験をもとに書かれたのが、これらの短編だ。


… 終戦の年の秋、島々の宿場から徳本峠を越えて上高地に入る谿間の道は、むざんに荒らされた。
 宿場の川ぞいの家々が浸水したり砂に埋れたりしたほどの大水が出たのである。
  私が実際にその有様を見たのは翌年の四月中旬のことだったが、当時、私は松本の高等学校の生徒で、
 毎日嫌になるほど腹を空かしていた。 … 『谿間にて』より

… また蠅がいた。何匹も這松の葉や足許の石にしがみついている。
 私が進むと、彼等はだるそうに飛び上がり、すぐに舞いおりた。その数が一歩すすむごとに増える。
 私は、冷く引きしまった空気のなかに、一種の匂いがまじっているのに気がついた。
 木の実の醗酵するのに似た匂いである。
 ふいに、四、五メートル先の這松の茂みから、想像を絶した数限りない蠅の群がわきたった。 … 『岩尾根にて』より


中学生当時は上高地には行ったことはあったが、これらの作品中に出てくる高山の風景を初めて見たのは
それから5年余り経った大学生になってからだった。
ハイマツを見たことがなかった時に、這松の風景をどういう風に想像していたのかは今はもう想像も付かないが、
初めてハイマツ帯を歩いた仙丈ヶ岳で、既知の風景のように思えたのは、やはり小説で読んでいたからだろうか。

北杜夫の逝去から早6年経つ。

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

  1. 2017/06/28(水) 19:25:12|
  2. TV・ラジオ・音楽・本・映画
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土になるなら故郷の土に

水曜日の夜に寒気がしたと思ったら、木曜日の朝は全身関節痛。
でもこれは日曜日に乗鞍天空マラソンを走ったうえに、昨日ジムで調子に乗ってバタフライを何回も泳いだからだろうと思い出勤。
ただ仕事中も尋常でなくだるいので保健室へ行き体温を測らせてもらうと38.2℃もあり、
自分のためにも周囲のためにも直ちに帰宅して診察を受けるように言われた。
診察を受けロキソプロフェンナトリウムの解熱剤をもらい、帰宅して寝た。
木曜日も梅雨前線は南下しており、真夏のような暑さなのだろうが暑さは感じず、布団をかぶって寝ていると
薬が効いたのか熱は下がってきた。
が、今度はかなりの腹痛。
これはロキソプロフェンナトリウムの副作用かと思い飲まずに寝ていたら、金曜日の朝はまた熱がぶり返して腹痛も続いている。

金曜日もまた夏のような暑さらしく外は晴天。
昼過ぎまで意識も朦朧と寝たり起きたりしていたが、このままじゃ死ぬかもしれないと思い、なんとか病院へ。
熱も38.4℃まで上がっていた。
今度はアセトアミノフェンと胃薬と下痢止めが処方される。
前はアセトアミノフェンばかり飲んでいたのだが、一度ロキソプロフェンナトリウムが処方されてその方が劇的に効くので
そちらに変えてもらっていたのだが、最初からアセトアミノフェンにしておけばよかった。

下痢と熱が同時に出るので、これはもしかしたら日曜日にブヨに咬まれたかもしれないとか
食中毒なのかもしれないとか思ったが、2日たったら熱も下痢もようやく落ち着いた。
結局いつもの扁桃炎に解熱剤が強すぎたための下痢だったのかもしれない。

こんな高熱が出たのは6年まえのシルクロード旅行の時()以来で、あの時は中国の土になってしまうかと思ったが、
今回は海外旅行前でよかったと思った。

家族から最近出かけてばかりいるから熱くらい出すかと思っていたと言われたが、確かに昔から疲れると熱ばかり出していた。
だからどこか海外で体調を崩した時にもやはり自分は国内でしか仕事はできないなと思い知ったことがあったが、
調べてみるとそれもやはり6年前のシルクロードの旅行の時のトルファンでだった()。
つまり熱を出す前から体調を崩しつつあったわけだ。

「体調がいいと海外で研究するなんて生活を夢想したりするが、遊びで海外に来ていても体調を崩すのである。
仕事で海外なんていうのは、ほんと無理である。」と書いてあった。

結局、なんだかんだ夢想しつつ、結局地元を離れず暮らしているのは、自分の気力の度合いや臆病さからなのだが、
それを形成した要因というのはもとからの体質や体力といったものからきているのであり、
それならば今の生活というのは自分の心身にとってベストな選択なのかもしれない。

どこか異国の地の土になるよりは、故郷の土になった方がいい。
こんな臆病な性格を生み出したのは、体質が弱いからだ。

テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

  1. 2017/06/25(日) 19:06:59|
  2. 季節・日々のあれこれ
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乗鞍天空マラソンでシナノキ香る初夏の終わりを満喫しつくす

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昨年秋に友人に教えてもらい冬にエントリーした「乗鞍天空マラソン」の日がとうとうやってきた。
準備期間は充分すぎるほどあったわけだが、結局エントリーした35㎞という長さは1回も練習できていない。
受付は開催日前日のため、前日から乗鞍高原入りする。
今年は梅雨前線が全然北上せず、6月半ばというのに特急あずさから降り立った松本駅前も
夏のように強い陽射しが照り付けていた。
いや夏というよりは空気が乾いているので5月の延長といった感じだろうか。

松本からはアルピコ交通松本電鉄上高地線に乗り込む。
乗り込んだ京王井の頭線で使われていた5000系車両はオレンジ色のカラーリングで、
もともとの井の頭線の時とそっくりになっていた。

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高校生の時はこの5000系の井の頭線に乗って通学していたのでなんだか懐かしい気持ちになる。
後方車両は偶然観光案内付きになっていて観光気分がますます盛り上がる。
松本電鉄上高地線には何度も乗っているが、何度乗っても楽しい路線だ。
ちょうど麦秋の時期で、茶色く色付いた麦畑の向こうに残雪の北アルプスがくっきりと見える。
前に6月に常念岳に登った時()に一ノ沢登山口まで乗ったタクシーの運転手さんから蝶ヶ岳の雪形を教えてもらったことがあったが、
この時期だとぎりぎり雪形が残っていて今回は爺ヶ岳南峰の「種まき爺さん」の雪形を初めて確認することができた。

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新島々でバスに乗り換え、5年ぶりの乗鞍高原に到着。
乗鞍岳に登ったのはけっこう最近だと思っていたのだが、もう5年も経っていた。(

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その時は閑散としていた乗鞍高原観光センター前だったが、今日は前日受付日ということもあり、出店まで出ていて大盛況だ。
周囲には色褪せつつあるが、レンゲツツジもまだまだ見頃だった。
受付を済ませた後、予約していた乗鞍高原の温泉宿へ。
通常朝7時からの朝食を5時半からと便宜を図ってもらって恐縮していたが、他の宿泊者も皆マラソン参加者のようだったので気が楽になった。
乗鞍高原というと白骨温泉のイメージから白濁の温泉かと思っていたが、源泉の鈴蘭温泉は無色透明のさっぱりとした温泉だった。

マラソン当日は予報通り曇り。
乗鞍岳山頂付近は雲に隠れていたが、マラソンの折り返し地点は肩の小屋口までなので雲の中に突入することはなさそうだ。
昨日のような晴天よりは陽射しが暑くなりすぎず、マラソンにはかえっていい天気ともいえる。
3月に三浦国際マラソンのハーフに参加した時には途中で脚が攣ってしまったので、
今回は周りのペースにのれなくても登りは歩くつもりで慎重に行こうと思っていたのだが、
35㎞コースのスキー場のトレイル部分は周りの人もほとんど歩いていたので、それにそのままついていく。
こんな状態で関門の時間制限に大丈夫なんでしょうかと周りの人たちと話しながら歩く。
なんだかハイキング気分だ。

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三本滝レストハウスからはフルマラソンのコースと合流し舗装路となるのだが、周りも歩いているし、
まあいいかと思ってしまいなかなか走り出す気分にならない。
やはり標高が高いせいかちょっと走るとすぐ息が上がってしまう感じもする。
途中からは見晴らしもすごくよくなり、穂高連峰も雲から顔を出していた。

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雪の壁が現われ写真撮影などを楽しんでいると、あれマラソンはどうした?というくらいマラソン大会に参加している意識がなくなってしまう。
折り返し地点の肩の小屋口で同じ35㎞コースに参加していた友人の1人と再会したので、
復路はまた雪の壁のところで記念撮影などを楽しみ、ここからの下りは走ることにする。

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雲は多いものの目の前には雄大な風景が広がっていて「天空マラソン」と最初に聞いた時に思い描いていたような爽快な気分を味わうことができた。
登りで我慢して(?)走らなかったお陰か脚も攣らず下りは快調に走りきることができた。

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ほとんどの参加者は今日中に帰るような雰囲気だったが、我々は今晩の宿を白骨温泉にとっていたので
閉会式も最後のじゃんけん大会まで参加し、その後は宿泊した宿のご厚意で温泉に入れてもらいゆっくりとし、
白骨温泉のバスが出ている乗鞍高原観光センター前までまた戻った。
参加者はわずかにバス停の前にいる程度で、会場もほとんど撤収されていた。
あんなに賑わっていたのに、祭りの終わりというものはなんだか物悲しいものだ。

友人が探してくれた白骨温泉の宿は有名な泡の湯のすぐ隣の宿だった。
白骨温泉は15年ぶりだ。
その時は大学3年生の秋で、今回マラソンで走った乗鞍エコーラインのマイカー規制が翌年から始まるとのことで、
レンタカーを借りて畳平までいってみようということになり白骨温泉にも寄ったのだ。(
ただ、マイカー規制なしの最後の年の秋ということで大渋滞でまったく動かず、結局畳平まで行けずに引き返したのだった。
マイカー規制をすれば環境的な意味だけでなく、目的地まで行けないことがなくなるということを身をもって体験することができたわけだ。

日曜日ということからか、6月で通常は梅雨の時期だからか宿も混んでおらず、温泉もほぼ貸切り状態でゆっくりと楽しめた。
マラソンのあとすぐ帰らずに白骨温泉に寄ろうと提案してくれた友人たちに感謝しつつ、温泉に浸かる…浸かり続ける…
結局2時間以上も浸かっていただろうか。
夕食も鯉の煮つけやら鯉の洗いやら、昨日に引き続き岩魚の塩焼きもあり、信州牛のステーキのオプションまで付いてやたら豪華だ。
宿や食事の選択を友人たちに任せてよかったなぁと思う。

翌朝は一昨日のようなすがすがしい快晴。
朝食前にまずはひとっ風呂。

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先週も甲州西山温泉で晴天の下露天風呂に入っていたし、6月にこんな晴天に恵まれ続け、
露天風呂に入れる機会に恵まれ続ける人生もまた恵まれているといえるのかもしれない。
露天風呂の周囲にはカツラやトチノキが植えられていて、その若葉を透かして射し込む陽の光を浴びながらそんなことを思う。
この後はバスに乗って帰るだけなので、朝食後もまた友人たちとゆっくりと温泉に入る。
何度も温泉にゆっくりと浸かろうという波長が合う友人たちに恵まれたことにも感謝したい。

松本からは来年には引退してしまうかもしれないE351系スーパーあずさに乗りたいという我儘を友人たちにきいてもらい
3時間弱時間が空いてしまったので、松本名物だというからあげセンターで昼食を摂った後、松本城へ行くことにする。
松本城へ向かう途中、信濃の名の語源となったとも云われるシナノキの街路樹がちょうど花盛りで周囲に甘い香りを漂わせていた。

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5月から引き続く初夏の爽やかな風が吹き抜ける松本城のお堀端の藤棚の下でのんびりとしていると、
これは和製のジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」だなぁと思う。
今年は梅雨前線の北上が遅れたお陰で、例年以上に爽やかな初夏を長く楽しめて得した気分だ。
シナノキの甘い香りで締めくくられた初夏の終わりの爽快な3日間だった。

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テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/06/19(月) 23:59:47|
  2. 登山・トレッキング
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