やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

川上側から登った金峰山と無謀にも下山を開始した大弛峠

少し危険だった山行ということで、金峰山に登った時のことを思い出した。

2003年10月1日
卒論の場所の国師ヶ岳にはいつも、牧丘川上林道の大弛峠から入っていたのだが、
この年の9月の台風でその林道が崩壊し通行止めになってしまったということだったので
JR小海線・川上駅から国師ヶ岳に向かうことにした。

中央線で小淵沢駅まで行き小海線に乗り換え、川上駅で下車。
川上駅からは川端下(かわはけ)まで川上村営バスに乗る。
村営バスというとよくテレビとかでは「村の人々とのあたたかいふれあい」とかやってるけど
基本的に村人はよそ者には冷たい。というか警戒しているのだろう。
前に福島の二本松市に行ったときもそうだった。バス停でならんでたら、前に並んでいた人が
後から来た知り合いを次々に割り込ませるということがあった。

まぁ話はそれたが、その川端下バス停で降りたときにはすでに夕暮れ時であった。
バス停の周辺は少し集落があるのだが、18時くらいなのにひとっ子ひとり歩いていない。

その日は、廻目平キャンプ場で宿泊予定だったのでそこまで簡単に歩いて行けると思っていたが、
集落を離れて幹線道路沿いの出ると、周囲は真っ暗で、行けども行けどもたどりつかない。
途中やっと軽トラックにすれ違ったので聞いてみたら方向は間違っていないようだった。

しかし調査器材とかテントとかが重かったせいもあり結局キャンプ場にたどり着くまでに1時間半ほどかかった。
持っていった食糧を調理するのも面倒だったので、キャンプ場でカップラーメンと日本酒を購入。
日清カップヌードルと日本酒がこんなにもおいしいと感じたのはこれが初めてであった。



2003年10月2日
ゼミでは、「山屋じゃないんだから夜が明けるまでは行動しない」というのが常識だったため
キャンプ場を出たのは10時ころだった。夜が明けるまではどころじゃない遅さだが。
で、この日は金峰山を経て大弛峠まで行く予定であった。

途中通常の登山道である林道が工事中で臨時の回り道が設けられていて、中ノ沢出合まで到着するのに
えらく時間がかかったことを覚えている。



瑞牆山がよく見える場所で、集団登山の子供にすれ違う。すれ違う子供が次から次に「こんにちは」と声をかけてくる。
向こうのひとりひとりは1回でいいだろうが、こっちは30回以上も返事をしなくちゃならないのかとむかついてきたから、
後ろをむいて瑞牆山を眺めていた。
同行していたゼミの友人は殊勝にも根気よく返事をしていた。
いや、友人が根気があるのか自分がよっぽど変人なのか。

でも、集団登山は感心できない。植生とか登山道とか傷めるし、登山者には迷惑かけるし。
山に興味がない人間を山に無理やり連れてきても、山にも、登山者にも、その本人にも
誰にとってもいいことはないんじゃないかと思う。


金峰山の五丈岩に有明の月がかかる。

そして、結局15時になっても金峯小屋あたりまでしか着かなかった。
林道が工事中で遠回りしたせいか、調査器材などが重すぎたせいか、それともよっぽど体力が落ちていたせいか。
ということで、金峯小屋で1泊することにした。

2003年10月3日
朝起きると金峯山荘のバケツには氷が張っていた。
この日も起きたのが7時位だったか。前日は17時には眠り始めたのだから眠りすぎである。
8時位に金峯小屋を出る時に小屋の人にもうとっくに出発したと思ってたと言われた。

金峰山山頂に登ると富士山が霧の上に。


振り返ると八ヶ岳も。


金峯山荘で1泊してよかったと思う。やはり山は1泊して朝の景色を楽しむのが一番である。
この日はそれから大弛峠、そして国師ヶ岳へ。
この時の調査は思ったより簡単に終わってしまった。
大弛小屋に泊まって翌日また金峰山経由で下山しようと思っていたのだが、大弛峠に来てみると車が…。

つまり、牧丘川上林道の通行止めが解除されていたのだ。
まぁ、この林道が通行止めにならなかったら川上側から登ろうとは思わなかっただろうし、
金峰山にも登らなかっただろうからいい体験ができたのだが、単に卒論の調査としては、時間がもったいなかった。

ということで、なんだか今すぐにでも帰りたくなってしまった。
で、16時半頃だったか、牧丘川上林道を山梨側へ歩き始めてしまった。
距離と時間と荷物の重さを考えたら歩いて下るのは無理なはずだったが、疲れていたからだろうか。
林道が復活していてちょっとつまらない気分になってしまったからだろうか。

2時間ほど歩いて真っ暗になり、これはまずいと思った。絶対歩いては帰りつかない。
山の中で携帯は通じず、なんとかやっと友人のDocomoの携帯が町明かりの見えるところで通じ、
塩山交通のタクシーを呼んだ。

タクシーの運転手さんは、遭難しかけたと思ったのか、「絶対にそこを動かないで!」と言ったらしい。
まぁ、林道の途中でタクシーを呼ぶ人も珍しいだろう。
迎車にもかかわらず、乗ったところからメーターを動かしてくれた。

あとから地図で確認したら、牧丘川上林道の「大弛峠―牧丘町中」間の1/3も行っていなかった。
タクシーの運転手さんは、ここはシカが出るんだよとかいろいろ話をしてくれ
(実際下りきるまでにシカに2頭遭遇した)、メーターのこともあり、
なんだか川上村の村営バスに比べてしまい、長野より山梨の印象の方がすごくよかった。

※疲れているととんでもない行動にでてしまうものである。
 事前に立てた予定を急遽変えるのは危険である。


スポンサーサイト

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/02/14(木) 23:57:37|
  2. 登山・トレッキング
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<新聞 | ホーム | 防災館>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://azmst.blog91.fc2.com/tb.php/321-e8559e53
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

e351wis

Author:e351wis

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2018年06月 | 07月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


カテゴリ

未分類 (0)
登山・トレッキング (237)
山の話題・登山道具など (83)
国内旅行 (78)
海外旅行 (61)
季節・日々のあれこれ (174)
散歩・美術館など (58)
近頃のニュースについて (64)
PC・ネット・デジタル・家電 (94)
TV・ラジオ・音楽・本・映画 (167)
園芸 (75)
日記 (147)

ライブカメラCh.

月齢

fxwill.com

Google Maps

最新記事

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

カウンター