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やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

自然科学は宗教―石黒耀『昼は雲の柱』を読んで


↑国師ヶ岳から見た富士山

自然科学は宗教である。
今読んでいる『昼は雲の柱』石黒耀の中にそういう表現があり、
なるほど、自分が感じでいた感覚をこう表現すればいいのかとすっきりした。

人は死ねば自然―大地に還る。こう考えるのがなぜ「信仰」ではないのか?
天上界みたいなのがあって、髭の生えたオジサンが「神」だったり「仏」だったりするより
大地・山そのものが「神」であるというほうがすごく納得できる。
人は自然という神によって創り出されたのだ。
決して髭の生えたオジサンによってではない。

自然から生み出され、そして自然に還っていく。
これが科学であり、宗教でもある。科学を信じることと信仰をもつことは相反するものではないのだ。
自然科学を学んでいくと、自然の摂理はとても巧妙で、人類の叡智の及ぶところではない。

この自然科学という宗教に一番近いのはアニミズムだろうか?
よく「原始宗教」などとも言われるが、原始どころか現代の科学と相反しないという意味で
一番最先端の宗教だと思う。

宗教は?と聞かれて「自然科学」というのもおかしなものなので
自然を神とする国家神道以前の「神道」が自然崇拝という意味で一番信じられる宗教である。
(それがなんで天皇というヒトが神であるという国家神道に化けられたのだろう?)

富士山を見て神々しいと思う、昇る朝日を見て拝んでしまう。
こういう日本人がなぜ死ぬと圧倒的に「戒名はお気持ちでいいんですけど80万円です」とかいう
金の亡者であるゴルフ好きの坊主に葬式を任せ、コンクリートで囲まれた石の下に入ってしまうのか
分からない。

去年「千の風になって」がはやったが、やはり死んだら自然に還るのだという考え方を持つ人が
多いことに安心させられる。
それだったらやっぱり、山を切り崩したコンクリの墓ではなく、樹木葬などが主流となっていって
ほしいものだ。団塊の世代がみんなコンクリの墓に入ったら、もう周り中墓だらけである。

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  1. 2008/03/01(土) 23:47:33|
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