↑今日は思ったよりも雲が多かった。
登山初心者のTrを7月に北八ヶ岳の天狗岳に誘ったが、その時は暑すぎて脱水気味になりひどかったので、
秋は初心者にうってつけの大菩薩嶺に行くことにした。
この時期の甲斐大和駅から上日川峠までのバスは劇混みすることを知っていたため、
バス定刻の8:10直前に着く電車だとバスに乗れない可能性があるのでその1本前に着く電車に乗った。
それでも改札に向かう階段が動かなくなるほどの大混雑で、臨時のバスもすでに待っていたのだが、
その臨時のバスも2本目にやっと乗ることができた。
2週間前の栗駒山の経験からしても今年は9月~10月の頭にかけて2度も強い台風が来たため
紅葉はあまり期待できないのではないかと思っていたのだが、上日川峠に着くと意外にも紅葉がきれいだった。
大菩薩峠に向かっての緩やかな登りはハイキング気分で、紅葉の向こうに青空が広がり気持ちがいい。
昨日は不愉快なことがあったのだが、今日ここでこの気持ちのいい空気の中友人たちに話を聞いてもらっていると
そんな不愉快な気分は吹き飛んでしまう。
一緒に山を歩けて、相談に乗ってもらえる友人たちがいてよかったなと思う。
富士見山荘前に着くと、今年は早くも真っ白になった富士山が顔を出していた。
麓は思ったよりも厚い雲に覆われていたが、この先時間が経てば雲も取れるだろうと思い先に進む。
大菩薩峠に至ると、今日は思っていたよりも天気がよくないことが分かった。
甲府盆地から南アルプスにかけての展望はすっきりと開けていたのだが、東側からは雲が吹き付けてきている。
これは、富士山をふもとまで見るのは難しいのではないかなと思う。
南アルプスもすでに雪をかぶり、その中でも間ノ岳はかなり白くなっていた。
大菩薩嶺は犬連れも多く、今回のメンバーは皆犬が好きなので犬を見ながら歩くのは楽しい。
高山に犬を連れて入るのは野生動物に影響があるのでよくないという指摘があるのは承知しているが、
ここは高山帯でもないし飼い犬に予防接種やダニ予防などをしっかりとしていればあまり影響はないのではないかなと思う。
それよりは大菩薩嶺の場合人間の集中の方が影響が大きそうだ。
それはともかく、今回出会った犬の中で印象深かったのは、
一見チワワのようなのだが身体がちょっと大きく顔も尖り気味で、耳が大きい犬だ。
Trが飼い主の方に話しかけると、チワワとダックスフントのミックスだとのこと。
最近はミックス犬が増えているなあと思う。
帰りの電車で調べたところチワワとダックスフントのミックス犬のことを「チワックス」と呼ぶようだ。
山頂は見晴らしが悪いので手前のこちらの方がよっぽど山頂らしい雷岩で昼食にすることにする。
皆考えることは同じようで、ここで昼食にしている人が多かった。
陽射しがあるときは暖かいのだが、だんだん雲が増えてきて寒くなってきた。
富士山は結局雲に覆われてしまい時折頭を雲の中から出すだけであり、
せっかく富士山を見せようとしていたのに残念だなと思っていたのだが、Trはそんなことはまったく気にしていないようだ。
そもそも富士山の標高すら知らなかったのだから富士山の存在に対してそんなに興味がないのかもしれない。
山頂からは今回は初めてとなる丸川峠への道を行くことにする。
歩いたことがないのでここを歩く計画にしただけだったのだが、ここがまさに今紅葉の見頃だった。
あんまり早くバス停についても仕方がないからと開けたカヤトで気分の良い丸川峠でティータイムとしたのだが、
その後紅葉が見頃の箇所がたくさんありそこで何度も立ち止まり写真を撮っていたら、
バスの時間に果たして間に合うのかという感じになってきた。
最後林道に出たところから走ったのだが、2分の差で15時発のバスは出たところでバス1時間待ちとなった。
Ycおすすめの塩山温泉に行くことになっていたので塩山温泉入口バス停で降りようと思っていたのだが、
そのあたりで火事が発生したのでバス路線が変更となってしまった。
なので塩山温泉に近い付近で降ろしてもらい塩山温泉方面に歩いて行くと
その火事のすぐ近くを歩くことになりたくさんの野次馬がそれを見ていた。
塩山温泉宏池荘はとても感じよく、しかもリーズナブルでいい温泉だった。
時間的に登山客はおらず近所の方がたくさん来ていた。
塩山駅から歩ける距離にあるのでこの近くの山に来た時にはまた立ち寄りたいなあと思った。
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テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用
- 2018/10/28(日) 23:59:50|
- 登山・トレッキング
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