やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

「完全無欠」な富士山を眺める稜線―毛無山~十二ヶ岳~節刀ヶ岳~鬼ヶ岳

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↑毛無山山頂から

同行者の提案で2週間前に計画したものの雨で延期になっていた十二ヶ岳の計画が復活した。
先週十二ヶ岳とは西湖を挟んで向かい側の足和田山へ登ったばかりだが、この1週間で降った雨が富士山では雪だったようで、
自宅近くからでも真っ白に雪化粧した姿が見えていたので富士山を間近で見るのが楽しみだった。

道志みち(国道413号)を通り山中湖畔に着くと、早くも雪化粧した富士山が姿を現す。
1週間でこんなにも変わるのかというくらいの雪化粧だ。
文化洞トンネル横の駐車場は、今日開催の河口湖畔~西湖畔がコースとなる「第4回富士山マラソン」のテントが張られ
駐車できそうもなかったので、西湖畔の駐車場に駐車した。
車から降りると、氷点下近いのではないかという寒さだった。
小春日和だった先週とは大違いで、もう晩秋というより初冬である。

文化洞トンネル横の登山口から毛無山まではほぼ直登といった感じで、すぐに体が温まる。
昨日は強かった北東の季節風も収まり、毛無山山頂近くのカヤトでは日差しが温かく昨日のような快晴ではないが
なかなかの登山日和だなと思う。
そして目の前には富士山。
しかも自分が一番好きな北~北西から見た「完全無欠」な富士山である。
南側~山中湖辺りから見ると目立つ宝永火口や宝永山は当然見えないし、
河口湖辺りから見ると目立つ吉田大沢が西湖あたりまで来ると見えなくなる。
本栖湖あたりまで行ってしまうと今度は一番深い傷である大沢崩れが見えてきてしまうので
この辺りから見た富士山が一番「完全無欠」なのである。
加えてこの方面から見ると中心に白山岳、左に久須志岳、右に剣ヶ峰からの尾根を従えて、
江戸時代によく描かれたような3つのピークのある山頂になっているのだ。
この形は金峰山から見える富士山と同じで、高度感は低いものの同じ姿を見ることができ嬉しかった。

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↑節刀ヶ岳山頂から

毛無山から十二ヶ岳の稜線がギザギザしていて、その凸部に一ヶ岳から十二ヶ岳までの名称が付けられている。
登山道はその凸部のピーク全てに至るように付けられているわけではないので、全てのピークを踏めるわけではない。
一ヶ岳から十二ヶ岳の中で大きなピークは十一ヶ岳と十二ヶ岳の2つだ。
ギザギザしたピークが続くため、ロープやハシゴ、吊り橋等があり、それらを楽しめるコースだが、
そんなに高度感があるわけではなかった。

途中途中で背後の御坂山地や北方の奥秩父山地を広く見渡せる箇所があり気分がよい。
毛無山で節刀ヶ岳へ行くという方達の話を聞き、せっかくなのでそのピークにも行くことにした。
Google mapなどで御坂山地を見ると最高峰である黒岳とこの節刀ヶ岳が表示されていることが多いので名前は知っていた。
節刀ヶ岳に着いてみると富士山方向は展望が開けているものの、西側北側はあまり展望が効かなかった。
眺望が一番よかったのは鬼ヶ岳だった。
ここは360度開けていて、特に甲府盆地から向こうに広がる南アルプス、八ヶ岳、奥秩父山地の展望は圧巻だった。

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先週までは雪が見えなかった南アルプスが真っ白になっていて、いきなり冬が来たなという感じだ。
南アルプス南部の荒川三山がはっきりと見えて、見慣れている白峰三山と同じかそれ以上の存在感がある。

今日は富士山マラソンの開催日となっていたため、下の道路が15時まで通行止めとのことだった。
早く下りても元の場所へ戻るバスも運休なので、本当は王岳まで足を延ばしたかったのだが、
さすがにそこまで行くと日が暮れそうだったため、鍵掛峠まで行って下りることにした。
ここの下りはブナの原生林だったので、新緑の時期に今回歩けなかった王岳と一緒に歩きたいと思った。

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  1. 2015/11/29(日) 23:59:05|
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『マルモッタン・モネ美術館蔵 モネ展』―ノルマンディー時代の風景画がよかった

上野・東京都美術館へ『モネ展』へ行く。
今回はマルモッタン美術館からかなりの数の作品が来ているらしい。

晩秋だが今日は小春日和で、上野公園全体も色づいた木々の下でくつろぐ人々が多く良い雰囲気だ。
外国人も多く、確かに自分も中国大陸や香港への旅行時にこういう都市公園も観光してきたなと思う。
外国人の目線になって上野公園を眺めてみるとこれはこれで面白い。

今回の『モネ展』の展示で目を引いたのが、モネの若い時の作品だ。
最初は風刺画を描いていてそれで稼いだ金でパリに行ったとのことだ。
家族の肖像画なども初めて見た。
長男より次男の肖像画がたくさんあった。

モネといえば睡蓮で、今回も最晩年の作品まで多数出展されていた。
最期まで睡蓮を題材に新しい表現を模索し続けていたとの展示で、抽象画のような感じに挑戦していたとのような
説明書きがあったが、自分には具象画にしか見えなかった。
『バラの小道』も『バラの庭からみた家』も確かに赤っぽくなってはいるが、こういう感じに見えていたんだろうなと思った。

今回の展示の中で一番良かったのが、『断崖とポルト・ダモン、朝の効果』だ。
断崖に当たる朝日のサーモンピンクの感じがとてもいい。
朝の空気感がそのままだ。

そして『ヨット、夕暮れの効果』。
夕暮れに見るあの何層にもなった光の模様がその空気感とともに目の前にある感じだ。

昨年の2月に『モネ 風景をみる眼』展でモネの風景画かなり好きになったが↓(それ以前はクールベが好きだった。)
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-896.html
モネのノルマンディー時代の風景画を見て、モネの光と空気感を表す風景画がまた好きになった。

テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2015/11/28(土) 23:59:52|
  2. 散歩・美術館など
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小春日和に足和田山で富士山と樹海を眺める(紅葉台~足和田山~河口湖駅)

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風邪をひいたり週末の天気が悪かったりして、ほぼ1ヶ月ぶりの山行となった。
まだ少し風邪の症状が残っていたので軽く歩ける山として思い出したのが、先月行こうとしたけれど、
調べてみたら当日トレランの大会が開催されていたので中止した足和田山だ。
もう紅葉は終わってしまっただろうが、富士山を見るのにはちょうどいいかもしれない。

河口湖駅に降り立つとどの方面のバス停も大混雑だ。
いまだに富士山五合目行きのバスも混雑しているのには驚いた。
その中で足和田山への登山口となる「紅葉台入口」方面へ行く新富士駅方面へのバス停は一番空いている方だったが、
ここも団体がどっと押し寄せてほぼ満席のバスとなった。
足和田山へ紅葉台方面から登る場合「紅葉台入口」バス停から登るのが一般的なようで団体も全員ここで下りてしまったが、
ここからだと紅葉台へは車道歩きになってしまう。
紅葉台へ東海自然歩道を登っていく方は登山道であり、こちらの登山口へは「紅葉台入口」バス停よりも
1つ先の「氷穴」バス停からの方が近い。
「氷穴」バス停で降り東方向へ5分ほど戻ると東海自然歩道への入口に到着した。

東海自然歩道だけあって、幅も広く緩やかな登りの登山道だ。
紅葉というより黄葉が丁度散り始めていてとてもきれいだ。
木々の間からは、天子山塊最高峰の毛無山方面に広がる樹海が見えている。
紅葉台まで上がると南アルプスが聖岳から北岳までよく見えた。
富士山の冠雪部分も全然増えていないが、南アルプスもこの時期になっても雪が全くないのには驚きだ。

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紅葉台には有料の展望台があって、ここに登ると下からは見えなかった本栖湖まで見えてきてかなりよかったが、
隣の三湖台まで行くと同じくらいいい景色が見えた。
富士山は逆光になってしまっていたが、西湖とその対岸にそびえる十二ヶ岳~王岳の麓はちょうど紅葉の真っ盛りだった。
その後も歩きやすい幅の広い登山道が続く。
確かにトレランにはもってこいの登山道だ。

足和田山へ着くと丁度昼食時だったので昼食を楽しむ人が沢山いたが、眺めは三湖台からの方が雄大だった気がする。
ただこちらは眼下に河口湖を眺められる。
今日は小春日和で最高気温も10月下旬位になり、ここでゆっくりするのもよかったが、早めに下りて昼食を摂ることにした。
始めの予定では段和山を経て勝山へ下りるつもりだったが、途中で一本木バス停のある大田和方面に下り始めてしまったことに気が付いた。
が、この方が早く下りられるので戻らずに大田和に下りてしまうことにする。

大田和には12時過ぎに着いたが、この時間は一本木バス停から河口湖駅方面のバスはない。
勝山バス停だったら西湖民宿村の方から来るバスが12:29にあるのを調べてきていたが、
大田和から歩いて勝山バス停へ向かうとぎりぎり間に合いそうもなかったので、
バスは諦めて直接歩いて河口湖駅に向かうことにした。
途中Google mapに「吉田のうどんくらよし」の文字を発見したので寄ってみると
「秘密のケンミンSHOW」で紹介されましたと店内に書いてあり、けっこう有名な店のようだった。

裏道を歩けばそんなに交通量も多くなく、富士山や周りの山々を眺めながら歩くのは思っていたよりも心地よく、
河口湖駅まで歩くことにしてよかったなと思った。
河口湖駅は相変わらずの大混雑で、外国人客が増えたためか成田エクスプレスが乗り入れていたのには驚いた。

テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

  1. 2015/11/21(土) 23:59:02|
  2. 登山・トレッキング
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『イニシエーション・ラブ』を読んで、なるほど確かに本当に最後の最後で覆るねと

月曜日に引いた風邪が長引き、この週末は家の中でおとなしくしていることにしたため、
今映画が公開されている『イニシエーション・ラブ』の原作を読むことにした。

映画の宣伝で「最後の5分で全てが覆る」といっていたので、最初からミステリーだと思って読み始めたのだが、
これがまたなんだかつまらない恋愛小説なのだ。

sideAとsideBがあって、両方とも恋愛小説。
ライトノベルってこういうのをいうんだろうなというような恋愛小説。
しかも性的描写がけっこうしつこい。
恋愛小説って読んだことがなかったので、へぇこういうものかという物珍しさはあったが、
sideBの最後の方までいってもそれが続くので、いい加減どこでミステリーになるんだよ!と思った
最後の最後で確かに「え!?誰だよこれ?」となった。
映画でも最後の5分らしいが、小説でも本当に最後のページにいくまでまったく不思議に思わないのだ。

どんな小説か、そしてどんなミステリーなのかはこの謎解きサイト↓によく書かれているので、こちらを参照。
http://gonza.seesaa.net/article/2124042.html

1980年代後半という設定なのに、「コンビニ」「合コン」なんて言葉を使っていたのかなというのは少々疑問だったが、
1980年代後半の雰囲気を映画で再現するのは面白いかもしれない。
最初は「合コン」から話が始めるので、小説が書かれた2000年代だと思って読んでいたので、
「男女7人夏物語」とかが出てきたときは面食らった。

つまらない恋愛小説と思わせておいて、最後の最後で「え!?」となったので確かによくできていた。
ただ、トリックが分かった後でも、あの赤裸々な性的描写は必要だったのかなという疑問は残った。
ネットで感想を見てみると、その部分で、繭子が「初めて」ではなかったという読み方をする人もいるようなのだが、
赤裸々な性的描写に辟易したことは確かである。

テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学

  1. 2015/11/01(日) 23:59:55|
  2. TV・ラジオ・音楽・本・映画
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