やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

固有種・絶滅危惧種が花盛り梅雨入り前の早池峰山

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↑山頂に近付くと雲が晴れた

親に前々から行きたいといわれていた早池峰山。
早池峰山に行くならハヤチネウスユキソウが咲き始めていて東北地方が梅雨入りする前のこの時期だと思っていた。
13年前も6月中旬に登って、ハヤチネウスユキソウを観賞することができたからだ。

13年前は大学のゼミで車で連れて行ってもらったため、新幹線で行きバスに乗る場合は花巻方面から行くしかない
と思っていたのだが、調べてみると盛岡駅からも季節運行で小田越までバスが出ていることが分かった。
だったら盛岡駅の方が東北新幹線最速の「はやぶさ」が停車するので、手前の新花巻駅より早く到着できて楽だ。
ただバスが盛岡駅を出発する7:10には新幹線の始発でも間に合わないので前日泊する必要がある。
行きは大宮駅から「はやぶさ」に連結された「こまち」に乗る。
盛岡駅までなので「はやぶさ」でも「こまち」でもどちらでもいいのだが、「こまち」の方が車体が細いので
320km/hの速さがより体感できる気がする。
「はやぶさ」「こまち」に乗ると、東北ってこんなに近いんだと思える。
13年前車で行ったときは、仙台から先がまだまだ遠く、いつになったら着くんだという感じだったのだが。

翌朝、バスは予約制ではなく並んだ順とのことだったので、出発30分前位に並んだのだが
最終的に並んだ25名程度全員が着席することができた。
シャトルバスは普通のバスで最初は全員座れるのかなと思ったのだが、丁度ぴったり座りきる位だった。
これ以上並んだら臨時バスとか大型バスとか出すのだろうか?
岳駐車場から河原の坊・小田越間のシャトルバスは頻繁に出ているようなので車で行く人が多いのかもしれない。
このシャトルバスは盛岡駅から1時間40分ほどの乗車になるのだが、
途中大迫バスターミナルでトイレ休憩をとってくれるのが親切だった。

13年前は小田越からの往復だったので、今回は河原の坊からの登り小田越に下りることにした。
河原の坊からはすぐにコメガモリ沢沿いの登山道になり沢沿いを登っていく。
所々徒渉するところもあり、周囲はピンク色のタニウツギが花盛りだ。
標高を上げるにつれ背後に薬師岳が見えてくるが、目の前の早池峰は雲の中だった。
今日は日本海側から寒気が入ってくるとの予報で、午後からは天気は崩れると思っていたのだが、
もう山頂では崩れているのかとがっかりした。
なんだか山頂まで行って風雨に晒されるのも嫌なので、もう下ってしまおうかとも思ったが、
その辺りからミヤマオダマキが現れ始め、途中からミヤマアズマギク、ミヤマシオガマを中心としたお花畑に変わっていき、
それらに見とれながら高度を上げているうちに雲が晴れてきた。
どうやら山頂付近は雲から出ていたらしい。
途中で引き返さなくて良かった。

小田越から登った時は尾根に出てから山頂へ向かう感じだったが、河原の坊から登った場合は
いきなりあの見覚えのある山頂の祠に出た感じでちょっと驚いた。
地図で山頂へ直接出るとは分かっていたが、こんなにもいきなり祠のところへ出るとは思わなかった。
13年前ともなると記憶も曖昧になってきていることもあるが、北側の風景も見覚えないのは、もっと曇っていたということだろうか。

山頂直下で怪我をした人がいたらしく、無線で救助要請をしているのに遭遇した。
そして山頂で休み、下っている途中にようやくヘリコプターの音がし始めた。
救助要請してから実際に到着するまで50分弱はかかるようだ。
実際に救助要請している場面に遭遇したのは初めてだったので勉強になった。
その頃には山頂は雲に覆われ始めていたので要救助者の位置を特定するのに時間がかかるのか、
ヘリコプターは15分は周囲を旋回していた。

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↑ハヤチネウスユキソウとミヤマシオガマを中心としたお花畑

目的のハヤチネウスユキソウも沢山あり、この時期に来て正解だった。
この時期のハヤチネウスユキソウはまだ伸びかけなので苞の中の真花は咲いていないのだが、
真花が咲くくらいに苞が開ききったものより瑞々しい感じがして好きだ。
ハヤチネウスユキソウは大型なので分かりやすいのだが、小さめなのはおそらくヒナウスユキソウ(ミヤマウスユキソウ)だろう。
その他、蛇紋岩地帯特有のナンブトラノオや絶滅危惧種のヒメコザクラなど初めて見るものもあり、
早池峰山は何度来てもいい山だなと思った。

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↑固有種のナンブトラノオ

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↑絶滅危惧種のヒメコザクラ

固有種や絶滅危惧種がこんなにもあるこの山が厳重に保護されているのは当たり前のことで、
それでもゴムキャップなしのストックを使っている人などもいて、登山道に生えている高山植物への影響が心配だった。

6月中旬までなら東北地方は梅雨入りしていないことが多く、東北の山を登るのに丁度いいことは分かっていたが、
この10年ほどはなかなか東北まで足が伸びなかった。
が、東北新幹線「はやぶさ」の320km/h運転で心理的にかなり近くなり、去年はこの時期に秋田駒ヶ岳に登った。
今回は上空の寒気の影響で昼過ぎには予報通り雷鳴も聞こえ雨もぱらついてきたが、運よく土砂降りにはならなかった。
梅雨前線の影響はまったくなく、上空の寒気がなければもっと天気も良かっただろう。
去年は秋に八甲田山・八幡平にも登ったが、この時期の山の瑞々しさの方が好きなので、
またこの時期に東北の山に登りたいと思った。
また秋田駒ヶ岳でもいいし、栗駒山なんかにも行ってみたい。

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  1. 2015/06/20(土) 23:59:53|
  2. 登山・トレッキング
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レンゲツツジとササの花―甲州アルプス(南大菩薩・小金沢連嶺)縦走

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来月に北アルプスに行くメンバーでその足慣らしとして少し長いコースを歩こうという話になった。
そこで思いついたのが、3年前の晩秋に歩いた南大菩薩・小金沢連嶺だ。
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-768.html
この時は日が短い時期だったため湯ノ沢峠までしか歩けなかったので今度は全部縦走したいなと思っていたのだ。
ここを全部歩くのには8時間はかかるようなので、日の長いこの時期はここを歩くのにぴったりではないか。
この縦走路は最近では「甲州アルプス」なんていう名称で売り出し始めているようだ。
甲州=山梨県のアルプスといえば本家の南アルプスがあるではないかという気もするが、
この甲州というのは「甲州市」のアルプスという意味なのだろう。
ただ市名自体がこの地域を表しているとは言い難いので、ちょっと微妙な感じだ。
敢えてアルプスという名前を付けるなら「大菩薩アルプス」だろうか?

甲斐大和駅から上日川峠への栄和交通のバスの第1便は8:10発だが、7:38着の下り列車に合わせて
7:50に臨時バスが出るとの情報をヤマレコで得ていたのでそれに合わせて行くと、情報通り臨時バスがでた。
ほとんどの人がこの臨時バスの存在を知っているかのようで、7:38着の電車からかなりの人数がこの甲斐大和駅で降りた。
この季節はもう臨時ではなく定時バスのような感じになっているのかもしれない。

小屋平から石丸峠へ上がると思ったより雲が多く、今日は富士山は見えないなと諦めがつく。
しかしこの笹原の風景は雲が多い今日みたいな天気でも気分がいい。

そして気分の良い笹原を歩き狼平まで来ると、レンゲツツジの群落があり花盛りだった。

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ここでレンゲツツジに出会えるとは思ってもいなかったので、これだけで今日ここを歩いてよかったと思えた。
今年はレンゲツツジで有名な湯ノ丸山へ行き、せっかく湯ノ丸山まで行くのだったら浅間山にも登ろうかと考えていたのだが、
その浅間山の噴火警戒レベルが一昨日引き上げられ、前掛山まで登れなくなってしまった。
それでどうしようかと考えていたのだが、レンゲツツジがここでこれだけ見られたのだから湯ノ丸山は来年でもいいかなと思った。

見晴らしのよい白谷丸で昼食を摂り、これから向かう大蔵高丸方面を眺めていると雲が流れていき
高山にいる雰囲気になり気分がいい。

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湿度のあるこの時期のブナミズナラ帯には、先月までの爽やかさとは違った別の気持ちのよさがある。
白谷丸の東側の雁ヶ腹摺山方面にもレンゲツツジの群落が見えていて、レンゲツツジはあの辺りでも楽しめるようだった。

湯ノ沢峠まで下り、ここからいよいよ初めての道なのだが、この湯ノ沢峠から大蔵高丸までの笹薮がすべて花盛りだった。

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ササの花は60年~120年に一度しか花を付けないらしいので、今年はその当たり年のようだ。
イネの花と似たような感じなのだが、紫色をしている。
そしてそこから黄色い雄蕊が飛び出していて、そこに触れるたびに花粉が飛び散る。
こんなに大量に咲いていると、イネ科花粉の花粉症の人はここは歩けないなというくらいに咲いている。
珍しい光景なのだろうが、あまりにも咲いているので少々鬱陶しい。
ササは花を咲かせた後一斉に枯れてしまうそうなので、来年以降この辺りの風景もササなしになっていて様変わりするのだろう。

大谷ヶ丸からいよいよ最後の滝子山へ向かおうとすると、その登山道が見つからなかった。
山頂の方向版で「滝子山」とある東側へ向かうと、途中までリボンがあるのだが、踏み跡がない。
道を探していて時間をロスしてしまったし、木に括り付けられた看板に「この先滝子山方面踏み跡消滅」という記載を
発見したこともあり、道がはっきりと分かる曲り沢峠方面へ行き、笹子駅に下りる方が安全だという結論に至った。

今日は、石丸峠からこの大谷ヶ丸までほぼ同じ時間帯を縦走していた方達と前後して歩いていて、
滝子山まで行くとのお話だったので、その方達にすぐついていけばよかったのだが…。
ヤマレコでも大谷ヶ丸から滝子山間は歩いている方も多いので踏み跡が全くないということはないはずだ。
もしかしたら山頂少し手前に分岐があったのかもしれない。
大谷ヶ丸から滝子山間はまた今後の課題として楽しみにとっておこうと思った。

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  1. 2015/06/13(土) 23:59:15|
  2. 登山・トレッキング
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もうすぐ梅雨入りか―神代植物公園へ

南海上の停滞前線が北上してきた。
もうそろそろ梅雨入りが発表されそうなこの週末、天気があまりよくなさそうだったので登山の計画は入れていなかったのだが、
思いのほか天気がよかったので、神代植物公園へ行ってみることにした。
神代植物公園は、段丘上の植物公園と段丘下の深大寺周辺がうまく融合していて、近辺の都市公園の中では一番好きだ。
新宿御苑なども公園はいいのだが、深大寺周辺のような雰囲気がないところがつまらない。

地上部がなくなってしまった調布駅に降りるのは初めてだ。
地上に出てみるとあの北口駅前の狭い感じがなくなってしまっていてさっぱりとしている。
ただまだ北口・南口のロータリーは別々になっていて、地上部がなくなった効果は出ていないように思える。

神代植物公園へは調布駅から徒歩20分ほどだ。
神代植物公園は、大学生の時は授業が午前中で終わった時に友人と来たり、大学の授業で来たり、
アルバイトの帰りに通ったりと以前は頻繁に来ていたのだが、思えば今回は8年ぶりだった。
ただ植物公園へまでの道は意外にもほとんど変化はなかった。

バラは花の終わったものと今見頃のものと半々くらいで、人出も多かった。
最近の新品種では丈が低く、花弁数の少ないものもあって、一重に近い方が原種に近くていい感じだ。
IMG_1668.jpgIMG_1669.jpg

残念ながら大温室は改修中。
大温室の改修が終わったらまた来ようと思った。

午後からは雲は増えてきたものの、爽やかな初夏と、湿度感のある梅雨が同居しているような1日だった。

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  1. 2015/06/07(日) 23:59:27|
  2. 散歩・美術館など
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AKB48『僕たちは戦わない』とキマグレン『life』のイントロが酷似していた

AKB48の新曲『僕たちは戦わない』は曲調もいいし、歌詞もメッセージ性があってなかなかいいじゃないかと思って聞いていた。

PCに取り込んで他の曲とネットをしながら、ながらで聞いていたら、あれ?キマグレンの『life』入れていたっけ?と思った。
すると、それがなんと『僕たちは戦わない』だったのである。

イントロがかなり酷似しているのだ。





だからといってパクリだとかいう気はさらさらないが、これだけ毎年曲が生まれるんだから、こういうこともあるだろう。
作曲家だって今まで聞いてきた曲に影響を受けるだろうし。

一部が似ている曲というのはけっこうあって、鼻歌で歌っていると似ている部分から別の曲に乗り移っていることもある。
そういう場合は、似ている部分で行きつ戻りつして歌っていると長く楽しめてなかなかいい。

シンガーソングライターの場合同じ人が作っているので、例えば、中島みゆきの『空と君のあいだに』と『宙船』は
なんだかサビ部分のリズム感が似ていて、途中から入れ替わって頭の中でぐるぐる回すこともできる。

『僕たちは戦わない』とキマグレンの『life』は似ている部分がイントロ部分なので、途中から乗り移らせるのは難しそうだが。

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  1. 2015/06/06(土) 19:08:12|
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