やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

泣ける映画『ベイマックス』、後味でいえばアナ雪に軍配か

12月20日に公開されたばかりの『ベイマックス』を見に行く。

本州南岸を低気圧が通過し、朝からけっこう降っている。
このところ毎週低気圧が通過しては雨を降らせ、その後強い冬型というのを繰り返している気がする。

行ったシネマコンプレックスでは、ベイマックスの3Dは日本語吹き替え版しかなかった。
字幕は3Dではないが、それにすることにした。
ただ確かに字幕版と3D映像は相性が悪いかもしれない。

子供がたくさんいたが、ほとんど妖怪ウォッチらしく、あとは時間の違うベイマックスの日本語吹き替え版だったようで
思ったより空いていた。
字幕版にしてよかったと思う。

『アナと雪の女王』がノルウェーを舞台にしていたように、ベイマックスは日本が舞台
(正確には東京とサンフランシスコを融合した架空の近未来都市)にしているので街並みが面白い。

全体的に日本人好みの「泣ける映画」になっていた。
もともとは日本人を主人公にしたBig Hero 6というアメリカンコミックがあり、それが原作とのことだが、
原作のベイマックスは龍の顔をした人造生命体らしい。
それを見ていないのでよく分からないがどちらかというとエヴァンゲリオンっぽい造形なのかもかもしれない。
それがディズニーアニメになると、トトロを意識した鈴の顔をしたかわいいロボットになるのだ。
その方が確かに万人受けするだろう。

『アナと雪の女王』は姉妹愛だったが、今回の『ベイマックス』は兄弟愛。
映像も内容もよかったが、最後どうせなら全員生きていた方がよかったかなと思う。
その点ではアナ雪の方が後味がよかった。
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  1. 2014/12/29(月) 23:59:59|
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パラオ旅行3―ビッグドロップオフで潜水、そして穏やかな冬至の午後犬とたわむれるカープ島

12/22パラオ旅行最後の行程は、カープ島やビッグドロップオフまで足を延ばす「サウスロックアイランドツアー」だ。

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↑ビッグドロップオフでのシュノーケリングとカープ島の午後

この旅行が始まる前の12/18位までは天気が安定していなかったとのことで、1日目、2日目と最高に天気がよかったので、
3日目まで天気が持つか心配していたのだが、3日目も最高の天気に恵まれた。

今日のサウスロックアイランドツアーは中国人観光客が多い。
一昨日のロックアイランドツアーでは韓国人観光客と同船だった。
ガイドさんによると最近中国や韓国では直行便が運航されていることもありパラオブームが起きていて、
かなり観光客が増えているそうだ。
そのため中国語、韓国語のできるガイドが不足しているとのこと。

ボートは出発するとぐんぐんとスピードを上げ、まずは大シャコ貝のいるクラムシティに到着。
このクラムシティの目の前にある島はイノキアイランドという名称で、
パラオとの友好に尽くしたということでアントニオ猪木が名誉オーナーになっているとのことだ。

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一昨日使い捨てコンタクトレンズが角膜に張り付いて怖い思いをしたので、この日は使い捨てコンタクトは不使用。
その為、度付きの水中メガネを借りていた。
普段の度が-2.0~-2.25位なのだがぴったりなのがなく、-2.5のを借りたのだが、これでも快適だった。
水に入る前はメガネで、水に入るときは水中メガネを付けるのだから、コンタクトレンズなんてそもそも必要なかった。
度付きだったらサングラスを持っていたのだから、最初からコンタクトレンズではなくて度付きサングラスをしてくれば
よかったかもしれない。

ボートから飛び込むと、もうすぐ下に大シャコ貝がいる。
この日はライフジャケットをはずして潜水してみようと決めていたので、早速潜水してみる。

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海に潜るのは久しぶり…というか、スクーバダイビングの時は息を止めて潜水するタイミングはないわけだから、
海で息を止めて潜水するのは初めてかもしれない。
5mも潜ると浮上するまでに息が持つかなという感じでなかなか長く潜っていられない。
これも慣れで何回もやっているうちにコツがつかめてくるだろう。
もうコンタクトレンズはしないと決めたのだから、海に行くとき用に度付きのシュノーケルセットを買った方がいいかもしれない。

次はスクーバダイビングのポイントでもあるビッグドロップオフに向かう。
ここでシュノーケリングをして、その一端を伺うというわけだ。
そこに向かう間にあるのが、ジャーマンチャネルだ。

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コロール島とペリリュー島の短絡路線として、サンゴ礁を爆破して作った水路らしいが、
ドイツではなくアメリカが作ったという説もあるとガイドブックにあった。
とにかく、サンゴ礁のところにまっすぐな水路ができていて、大自然破壊なわけだがこれはこれで見応えがある。
しかも今はマンタなどの大型魚類の通り道になっているというのだから面白い。

そしていよいよビッグドロップオフだ。
島の近くは浅いサンゴ礁になっているのだが、いきなり崖になっていて、そこから一気に水深600m位まで落ちているらしい。
水は透き通っていてきれいなのだが、海の底は真っ暗でまったく見えない。

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水流もあるとのことだったので最初は潜水は無理かなと思ってライフジャケットを着ていたのだが、
意外といけそうだったので潜ってみた。
やはり5m位が限度かなという感じだったが、その位まで潜るだけでかなり楽しめた。
それ以上の暗がりはやはり怖いなという感じだったので、自分の場合、やはりスクーバダイビングではなくシュノーケリングで
十分だなと再確認することができた。

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次に行ったロングビーチ(オモカン島)は、干潮の時に海に出てくる干潟だ。

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ドラマ『トリック』第1シーズンの最終回で沖縄あたりのこういった島が映っていて、
こういう所に行ってみたいなと放映された2000年当時に思ったものだが、パラオで叶うとは思ってもみなかった。
真っ白なサンゴ礁の砕けた白砂なのだが、ナマコやヒトデなどがいる。
この場所は帰る時にも通ったのだが、数時間で跡形もなくなっていた。

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そしてこの日のツアーの目玉であるカープ島。

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ここが本当によかった。
今日は冬至なのだが、太陽が高い位置から照り付けている。
丁度正午頃だったので、南中高度は 90-7(パラオの緯度)-23.4=59.6 の位置にあるわけで、
東京付近の春分や秋分の時と同じくらいの高度があるということである。

日差しは強いのだが、日陰に入ると心地よい風が通り抜けていく。
こんな気持ちのいい場所の目の前の島は、太平洋戦争の激戦地だったペリリュー島だ。
ペリリュー島を眺めながらナマコが転がる浅い海に入っていくと、思いのほかかなりの熱湯になっている。
こんな白い浜で、こんな陽射しのなか、こんな熱い海の中に這いつくばって、戦っていたのだろうか。

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この島には2匹の犬がいた。
ガイドさんによると、ホワイティー(白い方)とシークレット(茶色の方)という名前だそうで、
ホワイティーの方が少し足を引きずっていてもう歳をとっているようだ。
シークレットの方が食事をしていると食べ物をほしがって寄って来る。
ご飯はいいと思うけど、ソーセージなどをあげている人もいて、味の濃いものは毒だからちょっと心配だった。

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今回のツアーはカープ島でゆっくりとするプランだったので食後も時間があった。
ガイドさんに教えてもらった花のようなヒトデのような模様が浮かび上がっている貝=タコノマクラを探しながら白い干潟を沖に向かって歩く。

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帰国してから調べてみるとタコノマクラは日本に生息しているもので、これはその仲間のミニシービスケット(mini sea biscuit)というらしい。



するといつの間にかあの茶色い犬=シークレットが追いかけてきているのだ。
海で遊んでいるのかなと思って見ていたのだが、追いついてきたと思ったらまた引き返していく。
これは、もう時間だからと呼びに来たに違いないと思い、浜に向かって走るとシークレットがじゃれてきて
水着の裾を噛んで離さない。
やはり呼びに来たのではなく、遊びに来ただけだったようだ。

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↑この残骸も戦艦かなにかなのだろうか…

その後シークレットを観察していると、浜で跳ねているムツゴロウを捕まえようとしたりして遊んでいる。

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体は大きいがまだまだ子犬なのかもしれない。
また会いに来たいものだ。
今度はこの島でゆっくりと泊まってみたい。

翌12/23深夜2時初の飛行機で出国予定。
最後の夜なので、夕陽を見にコロール島の隣のマラカル島にかかる橋のあたりまで歩いてみる。

途中ガイドブックに載っていた野球場裏に保存されている戦車を見てみる。
パラオでは戦跡を保存しているそうだが、保存というよりは放置に近く、ハイビスカスの花の陰に
ひっそりと残っていた。

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  1. 2014/12/22(月) 23:59:54|
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パラオ旅行2―熱帯雨林での川遊びが楽しいガラツマオの滝トレッキングとジップライン

12/21、今日の行程はガラツマオの滝トレッキングツアーだ。

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↑ポットホールに映る熱帯の青空

昨日のロックアイランドツアーと違って、今日のメンバーは他に2名だけで、まるでプライベートツアーだ。
ただ、このトレッキングツアーが人気がないわけではなく、多いときは20名弱位になるときもあるというのだから
運がよかったのだ。

この滝はパラオ最大の島バベルダオブ島にある。
この島はミクロネシア全体でもグアム島に次いで2番目に大きな島だそうだが、全島開発されていないので自然がすごく残っているらしい。
2006年に首都がコロールからこの島のマルキョク州に遷都されたのは、この島の開発を目的としてだそうだが、
この自然が売りなのだから、ゴルフ場だとかの開発はやめてほしい。

コロール島からバベルダオブ島を結ぶKBブリッジは正式名称「Japan-Palau Friendship Bridge」で日本のODAによって建設されたものだそうだ。
この橋の記念プレートには、パラオと日本のそっくりな国旗が並んでいる。
ちなみにパラオの国旗は、太平洋に満月のデザインとのこと。

バベルダオブ島は火山島のため土地が痩せていて作物が育ちにくいとのことで、それを克服するための果樹園へ立ち寄る。
果樹園には今年母親になったばかりという犬がいる。
果樹の木陰は涼しそうだ。

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ドラゴンフルーツ、パパイヤ、スターフルーツ、グァバなどなじみのフルーツがある中で、サワーソップというものは初めて見た。
繊維質が多いがさわやかな味だ。(実は一番トゲトゲしている緑色のもので、切ったものは黒い大きな種があるもの。)
オクラやナスなどもあったが、茎がまるで幹のようになっている。
オクラやナスなども本来は多年草なのだ。

そして次はいよいよ目的のガラツマオの滝の滝だ。
滝まではトレッキングで、一部ジップラインが体験できると聞いていたのだが、現地での説明だとジップラインで滝まで到達することができるらしい。
もちろん一部体験するだけでもいいのだが、その一部体験の料金が事前に聞いていたのだと$10だったのが、$30とのこと。
かなりの値上がりだ。
そして全てジップラインで滝まで到達する料金は$65。
この料金もそこそこ高いが、体験のところだと一番高度あるところと滝へ向かっていくところが体験できないというし、
ジップラインだと滝に到達するのが早くなるので滝での滞在時間が長くなるという。
ほかの参加者2名も全てジップラインにするということだし、そして帰りは目的の1つだった熱帯雨林のトレッキングもできるというので、
せっかくなので全てジップラインにすることにする。

ジップラインはハーネスをつけて滑車にぶら下がっていくわけだが、最初の踏み出しはちょっと怖い気がする。
ただ、一回空中に浮いてしまえば見晴らしもよく気分は最高だ。
ただ、かなり勢いをつけていかないと、進行方向へ向かっての傾斜が緩いことと、
渡してあるワイヤーの重さに体重が負けてしまっていることからか、最後まで到達せずに真ん中に戻り始めてしまう。
2回目の一番高度のあるところで、そういうことになってしまい途中で止まって戻り始めてしまった。
そうなると向かい側から引っ張ってくれる人が来る。
これはゆっくり景色を眺められると運がいいなと思っていたら、引っ張っていくのはかなり大変らしく、
自分でもワイヤーを引っ張れと言われてしまい、これはなかなかの重労働だった。



最後の滝に向かっていくところでは途中で止ってしまう失敗もなかった。
3回やったので動画もそれなりにとれたし、滝を上から眺められるのはジップラインならではだろう。



ガラツマオの滝は、滝の裏まで回れる。

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ジップラインで早く到達したからか人が少ない中ゆっくり滝を楽しむことができた。
滝の裏にはランの花が咲いていた。

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葉はシランのようで、花はシンビジウムに似ている。
トレッキングのスタート地点まで戻ったときにもデンドロビウム属とカトレア属が木の幹に着生していた。
自生の熱帯ランを見たのは初めてではないだろうか。

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帰りは川の中を歩いていく。
事前にネットで調べていたのだと、膝あたりまで水につかって歩くのかと思っていたが、水量は全然ない。
これは今が乾季にあたるからだろうか。
川の中にはポットホールの大きいものがいくつもある。
この大きさからすると雨季の水量はかなりのものなのだろう。
そしてこのポットホールに飛び込んで遊んだりする。
7月の長瀞以来今年2度目の川遊びだ。

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あとは小さな滝も何個かあり、それを浴びたりして遊ぶ。

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そして熱帯雨林のトレッキングといえばなんだかあっけないほど簡単に終わってしまったのである。
40分位とのことだったが、30分も歩いただろうか。
やはりトレッキングはトレッキングでいかなければなと思う。
ただ熱帯雨林のトレッキングは思いのほか気分がよく、キナバル山登山だけではなく、
ボルネオ島のジャングルトレッキングにも行ってみたいと思った。

スタート地点近くまで戻るとウツボカズラがたくさん自生していた。
バベルダオブ島は火山島で土壌が痩せているのでウツボカズラも多いそうだ。
ウツボカズラに花が咲いているのなんて初めて見た。

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戻ったところではココナッツジュースと、ココナッツが用意されていた。
ココナッツは甘いシロップかなにかで食べるのかと思いきや、パラオの人は山葵醤油で食べるらしい。
そうするとなんだかイカのようになるということで確かにそんな感じだが、やはり甘い方がおいしいかなと思う。

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帰りはバベルダオブ島を1周するように、新首都であるマルキョクを通っていく。
国会議事堂はホワイトハウスを模したような建物で2006年の建築。
ここは台湾の支援があったようで、パラオと台湾(中華民国)の国旗の碑がある。
そういえば台湾の国旗も、青天白日満地紅旗であり、青天白日の部分の意匠としてはパラオや日本と似ている。
面白かったのが、壁面などにあるマネーバードのデザインだ。
マネーバードはパラオの伝説の鳥だそうで、金が回ることが幸せにつながるということらしく昔からそういう考え方があったことが面白い。
そして、国会議事堂の屋根の下にある13個の顔はパラオのそれぞれの州を表しているそうで、
13の州で仲良くしていこうということを表しているらしい。
パラオは人口2万人の国なのに、それぞれの州出身者がそれぞれの州の自慢をするのが好きとのことだ。

パラオは海イメージが強かったが、このガラツマオの滝トレッキングで森の楽しさを体験できてよかった。
ただガイドさんに聞いたところ、パラオでトレッキングができるのはここくらいらしい。
熱帯の森を歩くのにはやはりボルネオに行かなければと思った。

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  1. 2014/12/21(日) 23:59:15|
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パラオ旅行1―「ローズガーデン」「パラダイス」でのシュノーケリングと現実離れしたガルメアウス島

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↑パラオ・ガルメアウス島にて

スクーバダイビングのライセンスを取り、結局やりたかったのはスクーバダイビングではなく
シュノーケリングだったのではないかと思ってから早6年。
やっと、シュノーケリングをする機会に恵まれた。

前々から気になっていたマレーシア・ボルネオ島のキナバル山。
今年は3月に世界の果てまでイッテQ!でキナバル山の登山をやっていてますます行きたいと思っていて
ツアーを探していたのだが、結局日程が合わず断念。
その中で日程の合うものでHISのパラオのツアーがあった。
年末の寒い時期に行くのには、常夏のパラオはかなり魅力的だ。
しかもシュノーケリングとトレッキングがセットになっている。
登山はできないけれど、熱帯雨林のトレッキングもなかなかに楽しそうだ。

申し込みしたのは2ヶ月位前だったが、今年は12月に入ってから真冬並みの寒さが続き、
常夏のパラオの旅行がますます楽しみになってきた。

初日12/19は、飛行機がグアム乗換えだったので、行くだけで終わってしまう。
グアムまではかなり混んでいて、確かにこの寒い時期に3時間くらいで行けるグアムもかなり魅力的だ。
グアムでのトランジットは一度入国しなくていけないので、これが面倒。
1時間近くも並んでやっと入国したのに、すぐに出国するのはなんだかもったいない感じだ。
そしてグアムからパラオへ行く人はそんなにいないらしく、ガラーンとした空港での待ち時間は少々退屈だ。

パラオ到着には成田から結局8時間ほどかかってしまったが、これが直行便だと4時間半とのこと。
今度行く時は直行便がいいかなぁ。(ちなみに直行便はデルタ航空かJALのチャーター便。)

12/20の行程はミルキーウェイ体験と「ローズガーデン」及び「パラダイス」でもシュノーケリング。

ミルキーウェイは波が静かな入江にサンゴが砕けて積ったところで、この白い泥が肌にいいとかいうことらしい。
これはイッテQでも見たことがある。

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「臭い」という話だったが、思ったより臭くなくほのかな硫黄臭といったところか。
そんなに嫌な臭いではない。
ここは体につけた泥を取るために海に入ったが、この白い泥で海の中は何も見えない。
ただ、周囲の熱帯林を見ながら生ぬるい海に浸かって浮いているといかにも南国に来た感じがして気分爽快だ。

次はタコクラゲがうようよいるジェリーフィッシュレイクへ行く人と別れて第1のシュノーケルポイントである「ローズガーデン」へ。

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本当はジェリーフィッシュレイクにも行きたかったのだが、申し込んだHISのツアーは
「ジェリーフィッシュレイク」が「ガラツマオの滝トレッキング」との選択制になっているのである。
今回はもともと登山がしたかったのでトレッキングを申し込んだのでジェリーフィッシュレイクは断念。
ジェリーフィッシュレイクを見にパラオには是非再訪しなければなるまい。

「ローズガーデン」ではパラオ初シュノーケリングだったので、ものすごく感動したのだが、
後から考えてみるとあそこのサンゴはかなり白化していたように思う。

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ガイドブックを読んでみると1998年のエルニーニョ現象でパラオのサンゴはかなり白化してしまったらしい。
あれから15年あまりで回復している途上とのこと。
ただ、サンゴが白化しているところなどは海上から見ると海の色としてはエメラルドグリーンになっていてこれはこれできれいだ。

昼食はガルメアウス島にて弁当。パラオ語でも「BENTO」だ。

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パラオは日本統治時代の影響でかなり日本語が残っている。
「アジダイジョウブ」(おいしい)、「ツカレナオース(ビールを飲む)」なんて特殊なものはイッテQで見て知っていたが、
これは当時の日本人がふざけて教えたんじゃないか?という気もする。
ダイトウリョウ、センキョなど政治用語もガイドブックに載っていたが、飛行機のことは「シコウキ」というらしい。
これはガイドさんから教えてもらった。

このガルメアウス島はいかにも南国の島で、こういう南国の島は初めてだったのでいつまでもいたかった。
(ただ3日目に行ったカープ島はもっとよかった。)
浅いところはぬるくなっていて、いつまでも浸かっていられる。
海というとべたべたして臭いというイメージなのだが、南国の海はどうしてこんなにきれいなのだろうか。
サンゴ礁だと生物が少ないということなのだろうか。
とにかくきれいな海だ。
沖縄旅行でサンゴ礁の海は見ているのだが、3月と5月でいずれも天気が悪かったので、こんなに輝いている南の海は初めてだ。

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こんな海を見ていたら、ふと北杜夫の『楡家の人びと』を思い出した。
北杜夫の兄である斎藤茂太がモデルとなった楡俊一が出征したウェーク島も南の島だったがこんな感じだったのではないだろうか。
『楡家の人々』を読んだのは中学生の時だったが、この本からまだ見ぬ南のサンゴ礁の島というのを初めて想像したものだった。

「いくらかの岩、あとは珊瑚虫が形造った丸石、細片、砂ばかりで、それが強烈な太陽の下に殺伐なほどしらじらと輝いている。」
「見えるものはかっと照りつける陽光の下に白く反射して平坦に拡がる砂礫、あくまでも群青の空と海、聞こえるものは間断ない潮騒と海鳥のしゃがれ声ばかりである。」
(北杜夫『楡家の人びと』)
こんな記述から想像していた南のサンゴ礁の島に今いるのだなと思う。
こんな現実離れしたサンゴ礁の白々とした島で、いつ来るとも分らない敵を待ち受けるなんて生活をしていたら、
夢だか現実だか分らなくなっただろうなと思った。

そして今日最後のシュノーケリングポイントである「パラダイス」へ。
ここは本当にパラダイスだった。
「ローズガーデン」に比べてサンゴが白化しておらずとにかくきれいだ。

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とことどころものすごく暖かい場所もあり、温水が湧き出ているのだろうかと思った。
久し振りに海に入ったのでライフジャケットを着けて上で浮いていたのだが、ライフジャケットをはずして泳いでいる人もいる。
ライフジャケットをはずそうかなと思っていたら時間切れになってしまった。
明後日のシュノーケリングではライフジャケットをはずして潜水してみようと思う。

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パラオは南洋群島(現在の北マリアナ諸島・パラオ・マーシャル諸島・ミクロネシア連邦)を日本が統治していた時代、
その統治の中心となる南洋庁が置かれた場所だ。
帰りのボートの中で、その美しい島々を眺めながら、このパラオですらこんなに日本から離れた別世界という感じなのに
それよりさらに離れたマーシャル諸島やミクロネシア連邦までよく統治していたし、統治し続けようと思っていたなと思う。
しかも日本の当時の人口は6000万人位だったのに、この沢山の島々に兵隊を出征させたわけである。

当時の兵隊は、こんなサンゴ礁の島に来てここは「日本国内」なのか、いったいどこに来てしまったのだろうか
と思ったに違いないと思いながら島々を眺める。
こんなきれいな島の上で血みどろの戦争をしていたというのがどうにも想像できない。

海から帰って使い捨てコンタクトレンズをはずそうとしたら角膜の上にはりついていてなかなか外れなくかなり焦る。
ボートの上が長かったので乾燥してしまったのだろうか。
水をかなりかけてやっとはずしたが、海外でこんなことがあるとかなり焦る。
年に数回使っていた使い捨てコンタクトレンズだが、これを気に足を洗うことにしようと思う。

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  1. 2014/12/20(土) 23:59:30|
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低山の迷宮―九鬼山~馬立山~御前山(シモバシラの氷華も発見)

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最初は奥武蔵あたりを散策しようかと考えていたが、やはり富士山を間近に見たくなったので
中央線沿線の本社ヶ丸にしようとしていた。
が、12月上旬としては珍しいくらいの寒気が南下してきたので、標高1000mまでに抑えておこうと思い、
大月の九鬼山にすることにした。
ただ九鬼山だけだと物足りなさそうなので、田野倉から九鬼山へ登り、馬立山、御前山を経て猿橋に下りることにする。
こうすると、今まで歩いたところが、中央線の
甲斐大和駅~笹子雁ヶ原摺山~笹子駅~滝子山~初狩駅~高川山~田野倉駅~九鬼山~御前山~猿橋駅~百蔵山と1本で繋がることにもなる。
ヤマレコで検索したところ猿橋駅から御前山に登り、馬立山を経て九鬼山へ至る方が道が分かりやすいようなのだが、
始めに遠くまで行って近くまで戻ってくる方が好きなので、田野倉駅から登り猿橋駅に下りてくる道を取った。

低山ほど歩けそうな地形が多く道が分かりにくいものだが、そもそも田野倉駅から九鬼山への
登山口の取り付きが分かりにくい。
これは地形図よりも住宅地図を見た方がいいかもしれない。
今日は寒気が強いので富士山は雲をかぶっているかと思っていたのだが、意外にもくっきりと雲なしの姿を見せている。
住宅の奥が登山口になっていて、そこから沢を横切り登山道が始まる。
尾根を上がっていく道で、途中平坦なところから既に富士山方面がきれいに見える。

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富士山の前には7月に登った杓子山の特徴のあるトンガリも見えている。
山頂に至るまでに何度も飛行機のような騒音が聞こえ不快に思っていたら、その見晴らしの良いところから
例のリニア実験線が見えていてリニアモーターカーが走っているのが見えた。
それが飛行機並みの騒音を立てているのである。
これが普通の新幹線であったらこの大月・都留地域にも駅ができたかもしれないのに、
リニアだから駅もできず騒音だけ立てているのだから迷惑な話だ。

九鬼山山頂手前で天狗岩へ行く道が分岐していてそこまで行くと確かに見晴らしはいいのだが、
先程の見晴らしのいい尾根から見えた景色と大差はなく、今日は寒気が強すぎるので
思っていたとおり富士山は雲に覆われ始めていた。

九鬼山山頂へ上がっていく道で、シソ科の植物であるシモバシラにできる氷華を初めて見ることができた。
時間は遅かったが、今日の気温の低さのため残っていたのだろう。
大きくてふわっとしているのかと思っていたのだが、小さくそして固そうな感じだった。

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九鬼山山頂は手前の富士見平からしか富士山方面の展望は開けないものの、
北側の展望はよく小金沢連嶺がよく見える。
九鬼山山頂は寒かったので先を急ぐことにする。
ここで地図を一度見ておけばよかったのだが、寒かったので見なかった。
そして少し下ったところに標識があり、ここが札金峠かと思ってしまった。
「馬立山下山」という標識がありそこから道は下っていっているのだが、出発前に地図を見た時に
札金峠からは尾根に上がるという記憶があったので、この下りは田野倉方面への下りなのではないかと思った。
なのでこの標識は「馬立山から下る道」を表すのだろうと勝手に解釈し、尾根の方に上がって行くことにした。
この尾根には林業の作業道なのか道が付いていてしばらくは進めたのだが、
流石に途中から急な下りになり明らかに登山道ではなくなった。
コンパスもE~ESEを指していて明らかに方向が違っている。
少しでもおかしいなと思ったときに引き返すのが登山の鉄則なので、ここで引き返すことにした。
そもそも「馬立山下山」と書いてある標識が付いている丸太がこちらの尾根道へ行く道を封鎖するように置いてあり
それを乗り越えた時点で行動がおかしい。
ただこの尾根は日当たりが良く暖かったので、ここで昼食を摂ることにした。

先ほどの鞍部まで戻ると、「馬立山下山」と書いてあった標識の反対側に「札金峠に下る→」という標識があり、
ここがまだ札金峠ではないことが判明。
そもそもここの時点で地図と方位を確認すべきだった。

この後馬立山へ至る道は日当たりの良い尾根道が続き気持ちがいい。
馬立山まで行くと目の前に百蔵山と扇山が形の良い姿で並んでいるのが見える。
この山々を見下ろすように見るのは初めてだったので面白い。
そして御前山が近づくと、今度は左手に小金沢連嶺がよく見えるようになる。

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黒岳あたりには今日の寒気の吹き出しの雲がひっかかり雪が降っているようだ。
そういえば2年前の11月の終わりに小金沢連嶺を歩いた時は雪が降ってきたがこんな感じだったのだろう。
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-768.html

御前山は標高の割には南側が絶壁のためか高度感がありなかなか楽しい場所だ。
富士山は寒気のせいか時間のせいか雲に隠れてしまった。
登山地図では大月駅へ下る道しか書かれていなかったが、事前にヤマレコで調べた猿橋駅へ下る道を
登山地図に書き加えてきたので予定どおりそちらへ下ることにした。
せっかくならできるだけ東側へ戻りたい。
猿橋駅と書かれた標識も適宜立っており整備はされている。
ただ、ここは「びゅう桂台」の入口あたりに下りる道なのでおそらくこの住宅地ができた後に新しく作った道なのだろう、
尾根のあたりの道の付け方がちょっと強引かなぁという感じもした。

テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/12/06(土) 23:59:38|
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