やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

御嶽山噴火―火山に登るということ

9/27土曜日、昇仙峡の羅漢寺山から帰ってきて、御嶽山が噴火したことを知った。

それにしても、ものすごくタイミングの悪い噴火だった。
紅葉シーズンの秋晴れの土曜日の正午前。
火口付近に一番登山者が多い時間での噴火。
しかも御嶽山はロープウェイで途中まで登れる日帰り客の多い手軽な山だ。

これが真冬だったり、大雨の日だったり、せめて登山者が山小屋に入っている夜間であったなら、と思う。

噴火自体は水蒸気爆発で(これが予知できなかった原因でもあるが。)そんなに規模の大きなものではない。
2004年9月の浅間山と同じくらいではないだろうか。
2011年1月の新燃岳のマグマ噴火の方がよっぽど規模が大きい。

それでも、人的な被害がなかったのは、火口付近に人がいなかった、登山者のいない時期だったなどの
幸運が重なってのことだろう。
規模が比較的大きくなくても火口付近に人がいればこんなことになってしまう。
今回の御嶽山の噴火は最悪のタイミングだったので死者行方不明者43名を出した1991年の雲仙普賢岳の
火砕流以来最大の被害になってしまいそうだ。
2004年9月の浅間山の中規模噴火はまだ登山時期だと思うのだが、人的被害がなかったのは
火口周辺が立ち入り禁止になっていたからだろうか。
あの時は軽井沢あたりまでかなりの降灰があったものだが。

御嶽山には2年前に登っている。
だから他人事ではない気がしているが、これは御嶽山に限ったことではない。

今年も気象庁の常時観測火山だけでも、箱根山、霧島山、秋田駒ヶ岳、鳥海山、富士山に登っている。
火山に登る場合、噴火の前には規制がかかるだろうから、規制さえ守っていれば安心な気がしてしまっているが、
今回の水蒸気爆発のような前兆現象がほとんどない場合、規制がかかるはずがない。

2000年の有珠山噴火で予知に成功したこともあり、雲仙普賢岳以来噴火での人的被害がほとんどなかったこともあり、
なんとなく地震とは違って火山は予知可能と思いこんでしまっていた節がある。

常時観測火山で火山性微動が増えれば入山禁止という議論もあるようだが、
火山の周囲は風光明美な観光地だし、「御釜」「御鉢」「地獄」なんていうのは火口自体が観光名所だ。
そう簡単には、噴火に結びつくか分からない火山性微動の一時的な増加だけで入山禁止にできるのかどうか。

それにしても、有史以来噴火の記録がなく「休火山」とされていた御嶽山が1979年に噴火して、
「休火山」定義が廃止されたわけだが、それからたった35年で同規模の噴火をするとは…。
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テーマ:地震・天災・自然災害 - ジャンル:ニュース

  1. 2014/09/29(月) 23:59:22|
  2. 山の話題・登山道具など
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昇仙峡の上を歩く―羅漢寺山(弥三郎岳)~白砂山

IMG_9836.jpg

昇仙峡には2回行ったことがあったが、ロープウェイで上まで行ったことがなかった。
が、ロープウェイで上に行ってもつまらないので、北側の夫婦木神社から南の長潭(ながとろ)橋まで歩くと
丁度昇仙峡の上を縦走した感じになるのでそのコースで歩いてみることにした。

朝の中央本線はかなりの混雑だった。
どのあたりで人が降りるかで今の時期の人気の山が分かるのだが、今日はほとんどが甲斐大和駅、塩山駅あたりで下りた。
ということは大菩薩嶺はものすごく混んでいるのだろう。

甲府駅南口のターミナルから昇仙峡へ向かうバスは南側からまっすぐ昇仙峡に入る昇仙峡口を通る路線
(グリーンライン経由)と、1本西の道路を北上して北側から回り込む路線(清川経由)があるのだが、
どちらも観光客は見当たらず昇仙峡の観光のシーズンはまだまだなのだろう。
今回のスタート地点である夫婦木神社バス停は清川経由の路線で行くのだが、ほとんど貸切状態だった。

夫婦木神社から林道を歩き始めるが、思っていたよりも全然登らない。
この林道はパノラマ台駅あたりの売店の搬入路になっているようだ。
車でも登れるように道が付けてあるので登りが緩やかなのだろう。

いつ登りが来るのか来るのかと思っていたら、なんだか賑やかになってきて、
そこが羅漢寺山=ロープウェイパノラマ台駅だった。
目の前に富士山がデーンと見えていて、確かにこれだけで観光地になる。
ここからだと鳳凰三山がちょっと見えているだけなのだが、弥三郎岳まで行くと
甲斐駒ヶ岳、茅ヶ岳、瑞牆山、金峰山の山並みがはっきりと見える。
花崗岩の丸い岩の上で開放感抜群だ。
弥三郎岳にはロープウェイで上がってきた人たちもけっこう歩いてきていた。

IMG_2907.jpg

ここから白砂山へ向かおうとしたのだが、そこへの登山道がなかなか分からない。
地形図で見ると「うぐいす谷」あたりから下っていけそうなのだが、行き止まりになっている。
そこで昇仙峡を世の中に紹介した人の子孫であるという売店でラムネを買って道を聞いてみると、
パノラマ台駅前に下りていく道があるとのこと。
ロープウェイの駅前は人が多かったので足早に通り過ぎてしまったのでその道が分からなかったのだ。

白砂山へ向かう道は誰もおらず、当然白砂山も貸し切り状態だった。
さっきまでいた弥三郎岳が間近に見えていて面白い。
しかも今日はさわやかな秋晴れなので、気分もよかった。
下っていく道ではヒグラシが鳴いていてなんだか今年は夏があっという間に通り過ぎて行ってしまったなと思った。

帰り長潭橋から甲府駅へ向かうバスは意外にも混んでいた。
朝のバスの感じからすると観光客はこの時期いないのかと思ったが、その後から来ていたらしい。
甲府駅北口は整備されてすごくきれいになっていて、甲府城跡や富士山がよく見える。
でも「甲州ほうとう小作北口店」は昔のままだったのでほっとした。

テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/09/27(土) 23:59:26|
  2. 登山・トレッキング
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『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を見て

日本テレビでエヴァ祭りと称して、3週連続でエヴァンゲリヲン新劇場版の序、破、Qの放映があった。

1997年夏の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』で一応の完結をみた
エヴァンゲリオンがどうリメイクされるのかと期待してみたら、序も破もなんだか主人公が積極的で
しかも恋愛ものみたいになっていてちょっとがっかりしてしまっていたので、Qもどうなんだろうと思っていた。

が、これを見て、『あのAir/まごころを、君に』的なネガティブな世界が復活していて
やっぱりこれは『涼宮はるひの憂鬱』のエンドレスエイトみたいにパラレルワールドだったのだと納得できた。

このブログ( http://number333.org/2012/11/25/eva-q/ )では、
これらのタイトル
序:YOU ARE (NOT) ALONE.
破:YOU CAN (NOT) ADVANCE.
Q:YOU CAN (NOT) REDO.
が示しているようにNOTありなしヴァージョンの世界があるのではないかということで、
それぞれの予告では、公開されたのとは別のヴァージョンの世界を流しているのではないかということだ。
確かに予告を見てみると公開作とは全然違っている。

つまり、序、破はポジティブなものが公開されていて、Qは自分好みのネガティブな世界が公開されたというわけである。
そうなると次はポジティブヴァージョンが公開されるのかもしれないが、自分的にはぜひネガティブヴァージョンを見てみたい。

テーマ:新世紀エヴァンゲリオン - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/09/15(月) 23:59:15|
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なんだか寂しい秋の湿原―八幡平山頂~茶臼岳

IMG_0840.jpg

6月に八幡平に行った時↓には雨のためほとんど歩けなかったので再訪した。
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-919.html
天気予報では天気がいいとのことだったのだが、朝から霧が立ち込めていた。
天気はだんだん良くなる傾向にあるはずで、歩く時間はそんなにないので霧が晴れるまでゆっくりし、
八幡平頂上駐車場に着いたのは11時少し前だった。
天気が良くなってくるのを期待していたのだが、八幡平頂上駐車場では雨が降り始めてしまった。
この時点でちょっと歩く気がなくなってしまったのだが、わざわざ東北まで足を伸ばしたわけだし、
先週の白馬岳の暴風雨を体験してしまうと大した雨ではないので歩くことにした。

県境登山口から見返峠、八幡平山頂まではずっと舗装された道で観光客も多い。
山頂部も本来は展望台があるはずなのだが、工事中で見晴らしも利かない。
ガマ沼展望台からは八幡沼、源太森方面を見ると八幡平の良さが分かった。
八幡平もこの沼と湿原とを巡る散策が醍醐味なので、秋の寂しい感じよりやはり初夏に歩きたいと思った。

源太森を経て6月にも歩いた黒谷地湿原まで至る。
6月はまだ雪が融けつつあった所が、3ヶ月後にはもう秋枯れの風景だ。
夏の青々とした風景は3ヶ月弱しかないということだ。
この源太森から黒谷地湿原の間は火山らしい岩塊がごろごろしていてちょっと歩きにくい登山道だった。

茶臼岳まで来るとかなり展望が開けた。

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八幡平頂上から茶臼岳のコースは一直線であり、ここをまた戻ると帰りの新幹線の時間も心配になってくるので、
茶臼口バス停から八幡平頂上バス停までをバスで戻ることにしていた。
コースタイムでは茶臼岳山頂から茶臼口まで45分となっているので茶臼岳山頂であまりゆっくりできず少し残念だった。

あいかわらず上空の寒気の影響で低い雲が垂れ込め岩手山も半分以上隠れている。
茶臼岳から茶臼口へ急いで降りて行くと意外と早く車の音が聞こえ始め、
これはもっとゆっくり下りてもいいかなと思っていたら雨が降り始めた。
結果的に茶臼岳山頂から茶臼口まで20分で下りてしまったが、バス停まで来るとドシャ降りになったので早く下りてきてよかった。
その雨も30分余りバスを待つ間に止んで時折陽が射したりするのだから、昨日、一昨日と同じような天気だ。
今年は本当に週末の天気が悪い傾向だ。

帰り盛岡まで戻ると、雲がすっかりとれた岩手山が夕映えに黒々とそびえていて、見送ってくれた。

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テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/09/14(日) 23:59:24|
  2. 登山・トレッキング
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名湯からピラミダルな山々を廻る―八甲田山

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6月に八幡平に行ったのだが、雨で歩けなかったのでまた今年中に再訪しようと思っていた。
ただせっかく東北に行くのだからもう1山くらい行きたいなと思い目を付けたのが八甲田山だった。
調べてみたら、八甲田山だったら麓の有名な酸ヶ湯温泉からそのまま歩きだせるようだ。
7月に秋田駒ヶ岳に行った時に東北新幹線はやぶさに乗り、320km/hというその速さに魅せられたので
今回もはやぶさに乗る。

この週末も東北地方は上空の寒気の影響で天気は不安定とのこと。
最初の天気予報では、金曜日はまあまあ、土曜日は雨、日曜日は晴だったので、
初日に八甲田山を歩こうと思っていたのだが、八甲田山まで行ってみると完全に雨。
なので、山歩きは翌日に持ち越した。

酸ヶ湯温泉に泊まる。
乳頭温泉鶴の湯のような木造の味わいのある温泉だった。
大きいホテルよりもこういう温泉宿が落ち着く。
そして、翌朝目覚めるといい天気だった。
が、海のほうからだんだん雲も増えてきた。やはり不安定らしい。
山は部分的に色づき始めているのだが、葉が緑のまま茶色になってるものもある。
今年の夏は日照時間も短かったので色づきは悪いのだろう。
しかもここ数日で急に寒くなったので色づかないまま霜でやられてしまったのではないだろうか。

地獄湯ノ沢まで上がると見晴らしもよくなり、火山を登っている感が強くなる。
振り返ると硫黄岳などの形のいい山も見えていて楽しくなる。
仙人岱から先の湿原は初夏の雪田植物の花盛りにまたぜひ歩きたい場所だ。

八甲田山は青森の市街地からも近いし、酸ヶ湯温泉に泊まって歩けるので
今後も温泉旅行+山歩きをしたい時の選択肢のひとつになるなと思った。
去年燕温泉に泊まり妙高山を歩いたり、万座温泉に泊まり草津白根山を歩いたりして、
温泉宿に泊まってから山歩きをする楽しさに気付いたのだが、この八甲田山も同じような歩き方ができる。
今回は天気も怪しかったので、地獄湯ノ沢から仙人岱を経て最高峰の八甲田大岳に至り、
上毛無岱、下毛無岱を経て戻るというループのコースをとったが、高田大岳の方や井戸岳の方などを回るなどいろいろ歩けそうだ。

八甲田大岳からは意外に近く青森の市街地が見え、その向こうには津軽海峡。
低い雲が垂れこめていたが、下北半島の優美な曲線も見えていた。
そして振り返ると、高田大岳と雛岳のピラミッドが並んでいて、今度はあそこを含めて歩きたいなと思った。

IMG_0727.jpg

上毛無岱と下毛無岱の湿原を経る道もよかった。
ただ、秋の湿原はなんだか寂しい。
初夏のあの青々とした湿原を歩きたい。
そういえば今年は山頂の湿原を見に苗場山に行こうと思っていたのに、夏場の天気が悪くて行けなかったのだ。

八甲田大岳、井戸岳、赤倉岳を振り返りつつ歩く。
津軽海峡の方から次々と低い雲が流れてきて、その雲に隠れたかと思うとまた顔を出す。
今日は思ったより天気は持ったようだ。
ピラミダルな山々が連なる八甲田山。
思っていたよりもものすごくいい場所だった。

テーマ:登山 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/09/13(土) 23:59:57|
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