やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

ブログはやっぱり単なる日記だけれども

2種連続で雨の登山でちょっと気が滅入り、そして今週末も今日は雨の予報だったので歯医者の予約を入れていた。
が、天気予報によると寒冷前線の通過が早まったのか今日の日中は天気は良くなる傾向のようだった。

昨晩友人から山に誘われたが、歯医者の予約があったので悩みつつ断ってしまったが、
歯医者の予約なんてキャンセルすればよかったのかもしれない。
目を覚ますと、きれいな青空が広がっていて、やっぱり山に行けばよかったなぁと後悔するしつつそう思う。
だいたいなぜ歯医者は歯の清掃を数回に分けるのだろうか、そして下の歯の清掃と上の歯の清掃の間隔が
何週間空いてしまってもたいして問題ではないし、歯医者にとってドタキャンなんて日常茶飯事なんだろう
なんて思いつつ青空を見上げる今日は、ブログを書き始めてから10年目に当たる。

「なんで個人の日記をネットに公開してるんだ」なんて意地を張りつつ、
日記に代わるものとしてブログを書き始めたのが10年前の11月。
これは原武史の『滝山コミューン1974』を読んで触発されたということもあるが、
ちょうど11月が中学2年生当時に日記を書き始めた月だったということもある。

10年経って、ブログっていうのはやっぱり単なる日記には違いないけれど、
ただ、本当に自分自身のみしか見ることのない手書きの日記帳に比べると、ネット上に公開しているブログは
多少なりとも他人の目を意識して書いているので、後から読み返した時にそんなに恥ずかしくないという
利点があることに気がついた。
結局は自分自身の忘備録に過ぎないが、未来の自分が読んだ時に他人の目を意識した文章になっているので
そんなに感情がむき出しになっていないのが助かる。
(もちろんたまにはなんだか恥ずかしい文章もあるが。)
そして10年ブログを続けている中で、気になっていた昔のドラマのことを書いた時だったのだが、
わざわざケーブルテレビで再放送されていたそのドラマを録画してDVDを送ってくれた方もいて、
自分の日記的な感想をネット上に公開したからこそ、そういう人のやさしさに触れることもできたわけだ。

日記帳に比べて剥き出しの感情を削ぎ落した(?)ブログの日記だが、いつ何があったか検索しやすいし、
写真も載せられるし、まあ、ブログなかなかいいんじゃないのという気がしている。

それにしても久々の秋晴れの土曜日を無駄にしてしまった一日だったなぁ
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テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2017/11/11(土) 23:59:46|
  2. 季節・日々のあれこれ
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これが六甲颪?六甲山を芦屋から魚屋道で有馬温泉へ抜ける

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↑途中までは天気も良く神戸~大阪の街がよく見えた

文化の日の連休は深田百名山フリークの友人と福井の荒島岳に登る予定だったが、その友人が体調を崩してしまった。
新幹線も予約したし一人で登ろうかなとも思ったのだが、登ろうと思っていた4日は一時的に冬型の気圧配置になるので
北陸地方は天気が悪くなるとの予報。
荒島岳に登った後は大阪の友人に会う予定だったので、大阪付近で日帰りで登れる山を探し、六甲山に登ることにした。
六甲山を歩くルートは色々あるようだが、日本三大名湯といわれる、草津、下呂、有馬の内、
行ったことのない有馬温泉に行ける魚屋道を歩くことにした。

4日は朝から天気も良く、東海道新幹線の窓から見る富士山も山頂までくっきりと見えている。
関ヶ原まで来ると雨も降っているようで伊吹山も雲の中。
やはり完全な冬型のようだ。

京都駅から新快速に乗ったのでそのままJR芦屋駅へ。
ガイドブックなどでは阪急電鉄の芦屋川駅から歩くコースが紹介されていることが多いようだが、
芦屋駅から芦屋川駅まではすぐだった。
芦屋川を横切る道路を歩いていたらその道路がトンネルになっていたので、あ、これはもしかしてと思ったのだが、
芦屋川の堤防まで上がると周囲よりも河床が完全に高く、完全な天井川だった。
地図ではよく見る天井川だが、実際に見る機会はなかなかなかったので嬉しくなる。

高座の滝までは天気も良く暖かく、芦屋の住宅街を散歩気分でのんびりと歩く。
そしてちょっと観光地然とした高座の滝を過ぎると、花崗岩の岩場となった。
白く輝いた岩場は、同じ花崗岩である鳳凰三山のよう…とは言い過ぎだが、
ちょうど山梨の昇仙峡の上部の弥三郎岳を歩いた時(↓)と同じような感じで気持ちがいい。
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-943.html
振り返ると神戸~大阪まで見えていて、周囲の紅葉もちょうどいい感じに色付いている。

風吹岩まで来ると、今までは人が少なかったのにかなり賑わっている。
ちょうどここは様々なルートから登ってきた人が合流する場所なのかもしれない。
ここでゆっくり展望を楽しもうと思っていたのに、冬型の気圧配置のため北西から暗雲がやってきて雨が降り出した。
ここから雨が降ったりやんだりの中を歩くことになったのだが、花崗岩の風化した土はどろどろにならないのは嬉しい。
花崗岩が風化した真砂の上を石英をザクザクいわせながら歩く。
この辺りは湿原になっているようで、花崗岩で磨かれた「六甲のおいしい水」があちこちから湧きだしている。
が、「水質調査の結果汚染がひどく飲めません」の看板があった。
六甲のおいしい水も残念なことになっているようだ。

雨は降っていても暗雲の合間からは時折陽が射す感じで、気温もちょうどいい。
いい感じで気分よく登っていたのだが、一軒茶屋のところまで来たら状況は一変。
ものすごい強風と雨が吹き付けてくる。
ちょうど暗雲がやってきたのか、地形的な要因なのか分からないが、20分ほど天気の回復を待ってみたが、
どんどん体が冷えてくるだけなので六甲最高峰の山頂碑をちょっと見ただけで、退散することにした。
身体が冷え切ってしまったので早く有馬温泉で温まりたい一心で足早に下山。
ちょっと山頂から下りただけで、雨も止み風も収まったので、あの強風はやはり地形的な要因も強いのだろうと思った。
明石海峡で収束した風が、東西に連なる六甲山にぶつかって強く吹き抜けるのだろう。

六甲最高峰から有馬温泉までは思ったよりも近く、有馬温泉から六甲山を周遊するのも楽しそうだなと思った。
とりあえずバス停の場所を確認し、せっかくなので神戸電鉄の有馬温泉駅を見ようと駅の方向へ向かうとどんどん混んでくる。
外国人観光客も多く、有馬温泉の意外な人気に驚いた。
駅まで行った後、銀の湯まで戻ると六甲山から下りてきた人が多かったのかかなり並ぶとのことだったので、金の湯へ。
ここも数人並んでいたが思ったより早く入ることができ、含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉の熱めの湯が冷え切った体にはありがたかった。

有馬温泉から宝塚駅までのバスに乗り込むと、秋の観光シーズンのためか道路も大混雑で定刻よりも時間がかかったが、
ちょうどひと眠りするのにはいい時間だった。
宝塚駅前に降り立つとすっかり日は暮れていて、六甲山頂でのあの強風吹き付ける雨が嘘だったかのように、
秋の満月がぽっかりとJR宝塚の駅舎の向こうに昇っていた。
チョコレートファウンテンでコーティングしたみたいに艶やかでおいしそうな阪急電車に乗って、梅田のターミナルへ。
阪急電車が頭端式ホームにずらっと並んだ壮観な眺めを楽しんでいると、待ち合わせていた友人がひょこっと現れた。

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テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/11/04(土) 23:59:07|
  2. 登山・トレッキング
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天女山からカラマツの林を過ぎて八ヶ岳横断歩道を行くが…

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↑八ヶ岳横断歩道の「天の河原」から色付くカラマツ林の向こうに南アルプスの大展望

9月17日、18日で常念岳~蝶ヶ岳の縦走を計画していたが、台風18号の接近で10月8日、9日に延期したが風邪をひいて延期。
この週末はその延期した日だったのだが、今度は先週末の台風21号に引き続き台風22号が接近している。
土曜日だけは先週のようになんとか天気はもつかなと常念岳~蝶ヶ岳の縦走をやめて
八ヶ岳の編笠山、権現岳を日帰りで歩く計画に変更した。
普通なら天気が悪くなりそうな中無理に計画しないのだが、購入していた「あずさ回数券」の有効期限が11月20日までで、
この先も予定がかなり入っているのでこのままだとこの回数券を無駄にしてしまいそうだったからだ。
松本までの回数券なので網笠山、権現岳最寄りの小淵沢までだと無駄といえば無駄なのだが、
全く使わないで無駄にしてしまうよりはいいと思ったのだ。

曇り空の八王子駅から特急スーパーあずさに乗車し小淵沢駅に到着すると本降りの雨。
観音平まではタクシーの予定で時間に制約があるわけではないので、駅の待合室でもう少し計画を検討することにした。
そもそも網笠山~権現岳を日帰りで歩くのはけっこう大変なのに、雨が降っている中岩場歩きをするのは気が進まないし、
時間的に大丈夫かどうか不安になったからだ。
待合室の窓からは、雨が降っているのに西岳~網笠山~ギボシ~権現岳がよく見えているので、
やはり行ってしまおうかと逡巡する。
結局、待合室で友人が別の登山者に話しかけ、ギボシ~権現岳を雨の中歩くのは危ないというお話を伺ったので、
今回は網笠山、権現岳は諦めることにした。
その方は、今日青年小屋で行われる餅つきなどのお祭りに参加されるとのことだったので、
青年小屋までいってみようかなとちょっと思ったが、明日大雨の中下りてくるのも大変そうだったのでそれも見送ることにした。

駅前にはサントリー白州工場の見学バスが来ていたのでそれに行ってしまおうかとも思ったが、せっかくここまで来たのだし、
ちょうど紅葉の時期なのだから山歩きをしないのももったいないので、傘をさしながらでも歩けそうな天女山に行くことにした。
ちょうどやってきた小海線に飛び乗り2つ先の甲斐大泉駅へ。
ここから天女山の登山口までは車道歩きなのだが、雨のためか交通量も少なく歩きやすい。
周囲はちょうど紅葉が見頃で、特にダンコウバイの透き通ったような黄色~橙色に惹きつけられる。
天女山の登山口まで到着するといよいよ山歩き開始だが、ここも公園のように整備されているので傘をさしたまま行ける。
八ヶ岳周辺はカラマツの自生地なのでおそらく原生林だろうカラマツの林の中を行く。
北原白秋の「からまつの林を過ぎて…」で有名な「落葉松」の詩を思い出す。
「からまつの林の奥も わが通る道はありけり。霧雨のかかる道なり。山風のかよふ道なり。」
そのままの風景だ。

すぐに天女山の山頂に到着する。
四阿があったので雨宿りをしながら友人の持ってきてくれたお菓子を食べていると雨が止んできた。
そして富士山の肩が見えているなぁと思って見ていると、だんだん山頂の冠雪しているところまで見えてきた。
これはもう少し歩けそうだと思い、「八ヶ岳横断歩道」を歩けるところまで歩いてみることにした。

天女山からスタートしてすぐに見晴らしの良い「天の河原」に到着した。
小雨は降っているものの、鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳~鋸岳までの稜線がはっきりと見え、
その向こうに北岳がピラミダルに真っ白な姿をのぞかせている。
南アルプスがあんなに雪で白いなら、当然常念山脈もかなりの積雪だろうから、
そもそもこの週末で常念岳~蝶ヶ岳の縦走は晴れていても変更した方がよかったのかもしれない。

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そして友人に言われて気がついたのだが、甲斐駒ヶ岳の肩に仙丈ヶ岳が頭を出していた。
そういえば、9月の頭に仙丈ヶ岳に登った時(↓)は結果的には天気に恵まれたが、
その時も直前まで台風15号の影響に気を揉んだものだった。
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-1181.html
今年はなにかと台風の影響の多い年だったなぁと思う。

カラマツの黄葉の向こうに、南アルプスの大展望。
少し左手を見遣ると、奥秩父の金峰山も五丈岩まではっきりと見えている。
これを見られただけでもここに来た甲斐があったなぁと、
せっかくここまで来たのにと愚図愚図と思っていた今までの気分がすっきりと晴れ渡った。

再びカラマツの林を中を行く。
林床はササがびっしりと生い茂っているが、そこにしっかりと踏み跡がついている。
が、「展望台」との標識があったところでその踏み跡が急に消滅。
これは登山道ではないなという感じになったので、その辺りを行きつ戻りつしてみたのだが、結局登山道は発見できない。
こういう場合は元来た道を戻るのが鉄則なのは分かっているが、尾根道上にピンクリボンを見つけたので、
危なくなったらすぐ戻ると肝に銘じて進んでみることにする。

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暫く進んでみると、周囲のカラマツに印が付けてあったり、シカの食害を防ぐためか不織布が巻いてあったりするので
どうやら林業用の作業ルートのようだと思ったが、このまま車道である八ヶ岳横断道まで下れればいいなと思いさらに進んでいくと、
ブルドーザーと建物が見えてきたのでそこまで下ってみた。
下りつくと林道に合流し事なきを得た。
そしてそこで雨がまたしっかりと降りだしたので、傘をさしながら歩ける林道に出たのはちょうどよかった。
今回は結果オーライだったが、またちょっと危ないことをしてしまったなと思う。
結局八ヶ岳横断歩道は中途半端になってしまったので、今度は登山道を見失わないように逆側からまたいつか歩いてみたいと思う。

八ヶ岳横断道は思ったよりも交通量が多く、時折車が水たまりを盛大に跳ね上げながら走っていく。
紅葉シーズンなのでドライブに来ている人も多いのだろうが、車の中から紅葉は見えているのだろうか?
雨の中でもこうやって歩きながら紅葉を見る方が好きだ。
結局山道から出たところから甲斐小泉駅まで2時間余りの車道歩きになったが、雨に煙る八ヶ岳と紅葉とを充分に堪能できた。
甲斐小泉駅の駅舎に到着すると電車の到着まで1時間以上時間があったので小さな駅舎のなかでティータイム。
ホーム側にしかドアがないのでけっこう寒くもう晩秋のようだと思う。
JR東日本の「えきねっと」で帰りの特急あずさの指定席を取り直す。
無人の小さな駅舎でスマートフォンから特急の指定予約ができるなんて、素晴らしい時代だ。

小淵沢駅に到着すると、特急あずさの出発前に臨時のホリデー快速ビューやまなし号が出発した。
乗車券のみで乗れる快速なのに、小淵沢駅16:17発で八王子駅18:15着。
この後乗る特急あずさは小淵沢駅16:35発で八王子駅18:01着だが大して変わらない。
それなのに特急に乗るなんて、なんて贅沢な大人の旅なんだろうと思おうとしたが、
やっぱり「あずさ回数券」を無駄に消費しただけかなぁという思いは消えなかった。

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  1. 2017/10/28(土) 23:59:43|
  2. 登山・トレッキング
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黄色く輝く八海山―秋風にたなびく雲の越後三山

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↑八海山、八ツ峰の地蔵岳から薬師岳の向こうの魚沼平野を眺める。

巻機山を予定していたこの週末はあいかわらず秋雨前線が停滞していて、
しかも南海上からは台風21号が接近しているという状況だった。
ただ新潟地方は土曜日の午前中までは天気が持ちそうだったので、コースタイムの短い八海山に変更することにした。

金曜日の夜に新宿から夜行高速バスに乗車し長岡駅へ。
これは六日町駅から巻機山登山口である清水へ行くバスが6:50発と早く、東京付近からだと間に合わないために予約したものだ。
高速バスに乗るために「バスタ新宿」を初めて利用したが、夜中にも関わらず大混雑でさすが交通の要衝だなぁと感慨深い。
しかも年齢層が若いので、まるで日本ではないようだ。

長岡駅に5時に到着し電車に乗ると、6時半過ぎには六日町駅に到着できる。
巻機山へ行くバスにはちょうどいいのだが、八海山ロープウェーの山麓駅に行くバスは8:30が始発。
その前に山口バス停まで行くバスは07:25に出るが、これだと八海山ロープウェー山麓駅まで2㎞余り歩くことになる。
そのため駅前にタクシーが1台停まっていたので乗ろうとしたが、これは予約が入っているとのことで、
結局山口バス停行きのバスに乗りそこから歩くことにする。

山口バス停で降りると、目の前に八海山の稜線が見える。
今日歩くロープウェー山頂駅から八海山までの稜線にまったく雲はかかっていない。
そして全体的に黄葉していて、その中に赤やオレンジ色の紅葉も混ざっていてちょうど見頃のようだ。
ロープウェー山麓駅に着くと駐車場はガラガラで紅葉最盛期なのに不思議に思う。
雨の予報だから来ていないのだろうかとその時は思った。
ちょうどロープウェイの発車に間に合ったのでそれに飛び乗り高度を上げていくと、
黄色い山肌の向こうに魚沼平野がくっきりと見える。
曇り空だが高曇りで思っていたより展望が利いて気分が良い。

八海山はいくつかのピークがあるがとりあえず千本檜小屋を目指し、
天気を見ながら行けるところまで行って引き返すことにして出発。
最初のひと登りで展望のいい場所に出て、八海山の一番手前のピークである薬師岳が堂々とそびえているのが見えた。
そして高度を上げていくと背後の展望もどんどん開けて、向こうには佐渡島まで見えてきた。
周囲はイタヤカエデだろうか、黄色からオレンジ色に明るく紅葉している。
時折陽が射すくらいになってきて、周囲の明るい黄色やオレンジ色がますます明るく輝いてくる。

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女人堂に着いたが天気はまだまだもっていたので、予定どおり千本檜小屋まで行くことにする。
薬師岳手前で鎖場が現われる。
八海山は礫岩でできていて、円礫がたくさん入っているので濡れているとそれで滑りそうだ。
薬師岳まで登ると、越後駒ヶ岳、中ノ岳そして八海山の八ツ峰と越後三山が目の前に広がる。
越後駒ヶ岳には雲がたなびいていているが、雲が上がってくる気配はまだない。

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振り返ると遠く妙高山、火打山は雲の中のようだっだが、魚沼丘陵の向こうには米山や弥彦山、
そして海に浮かぶ佐渡島や粟島までくっきりと見えていて、関東地方では本当に雨が降っているのかと不思議な感じがした。
ただ上越国境付近の山々を見ると山頂部分は全て雲に覆われていて、
登ろうと思っていた巻機山の山頂もどうやら雲の中のようだ。

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千本檜小屋で暫し展望を堪能し、天気もまだ大丈夫そうなので
すぐ目の前に見える八ツ峰の一番手前のピークである地蔵岳まで登ってみることにした。
思ったよりもすんなりと地蔵岳に飛び出る。
千本檜小屋から少し高度を上げただけなのに、展望がより大迫力で眼前に迫ってくる。
そして上から見ると今日歩いてきたルートが色鮮やかに色付いているのがよく分かる。
ちょうど紅葉が見頃の八海山に来ることができてよかった。
最終的に地蔵岳のすぐ隣の不動岳まで足を延ばした。
そこからは目の前に大迫力の八ツ峰と谷間の鮮やかな紅葉を楽しむことができ、
時間的にもちょうどよく天気的も崩れてくると嫌なので引き返すことにした。

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午後になっても天候は安定したままで佐渡島などは行きよりもくっきりと姿を現してきた。
ロープウェー山麓駅まで戻ると、駐車場も満車で次々と観光バスも到着するような大混雑になっていて、
行きにガラガラだったのは朝が早かったからのようだ。
その夜は越後湯沢温泉に宿泊。
始めから八海山のつもりだったら日帰りで計画を立てていただろうが、
登山の後友人たちと温泉宿でゆっくりとするのはやはり楽しいものだ。
翌日は前線が北上してきたのか台風本体の雲がかかってきたのか朝から本降りで、
うまい具合に天気がもった黄色く輝く八海山で秋の一日を過ごすことができたのは本当に運が良かった。

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  1. 2017/10/21(土) 23:59:07|
  2. 登山・トレッキング
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マッカリヌプリの神に迎え入れられた新雪の後方羊蹄山(しりべしやま)

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↑新雪ですっかりと白くなった羊蹄山の火口壁を歩く

10/14-16で、昨年7月に時間がなくて登れなかった(↓)羊蹄山に登る企画に参加した。
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-1061.html
その時は向かい側のニセコアンヌプリから羊蹄山を遥拝したのだが、この羊蹄山は正確には後方羊蹄山(しりべしやま)であり、
アイヌ語ではマッカリヌプリというとのことで、マッカリヌプリと呼んだ方が北海道の名峰という感じがする。
国内線では初めてLCCを利用したのだが、成田空港まで行く手間さえ我慢すれば
予約した6月の時点で新千歳空港まで7000円程度だった。
今回羊蹄山は山頂付近が雪の可能性が出てきていて軽アイゼンを持っていくか迷ったが、
飛行機の場合アイゼンは預け荷物になる。
LCCの場合預け荷物があると金額がアップしてくるため他のメンバーは持って行かないとのことで、
もしアイゼンが必要な感じだったら引き返すというスタンスで行くことになった。

初日の14日、秋雨前線の停滞する関東~南東北を抜けると雲が切れ、飛行機の窓からは八郎潟の東側の
森吉山~八幡平あたりが妙に赤くなっているのが見えてきた。
最初は光の加減かなと思っていたのだが、よく見るとそれは東北の山々がちょうど紅葉の最盛期を迎えている姿だった。
十和田湖上空まで来ると雲がなくなり、十和田湖の周囲の山々が赤く染まっているのをはっきりと見ることができた。
津軽海峡を越えると渡島半島の先端に小さく函館山が見え、その近くに明後日に登る予定の
北海道駒ヶ岳の2つのピークが尖っているのが見える。
いよいよ北海道に来たという感動的な瞬間である。
そして洞爺湖の向こうに羊蹄山が現れたのだが、案の定山頂部は雪で白くなっているようだった。
この日はサッポロビール博物館や小樽の観光をした後ニセコに宿泊。
そして翌日15日はいよいよ羊蹄山の登山の日だ。

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前日夕方から降り始めた雨は止んでいたが、宿から見える羊蹄山の山頂は雲から出たり入ったりという状況だった。
ただ天気は良くなる方向のようなので、登っているうちによくなっていくことを祈るしかない。
比羅夫コース(倶知安コース)の登山口に到着すると羊蹄山の山頂が見えたのだが、思ったより白くなっているようで、
これは山頂まで行けないかもしれないと思う。
登り始めは色付いたエゾイタヤで黄色く染まった道を行く。
他の登山者とは全然すれ違わず、6合目を過ぎた頃になると山頂方向から下りてきた人と数人すれ違う。
その内のひとりに話を聞いてみると、8合目より上は完全に雪が積もっていて夏装備では無理そうだったので
引き返して来たとのことだった。
これはいよいよ山頂は絶望的かなと思っていたのだが、雪が現れてもそれは昨日降ったばかりの新雪なのだろう、
凍ってはいないので滑ることはなさそうだった。
積雪も深くないので、アイゼンなしでもなんとかなりそうな感じで、
他のメンバー曰く「引き返す決定的な理由がなかった」ので進んでいった。
周囲は雪景色なのに、向かいのニセコアンヌプリや下界の平野に雪がないのが不思議な感じがする。

9合目に至ると樹林帯から出て周囲はハイマツ帯に。
ハイマツには樹氷がびっしりとついている。
ここで風が強かったら装備的に厳しかったかもしれないが、
後方羊蹄山(しりべしやま)―マッカリヌプリの神は我々を迎え入れてくれたようで、ときおり陽が射すほどに天気が好転してきた。
陽に照らされて樹氷の間から見えるマッカリヌプリは神々しく白く光っていた。

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この幻想的な景色を見てしまったからだろうか、ただ無心に山頂へと引き込まれていくように進んでいった。
火口壁まで到着し、そこから山頂までは火口壁を歩くことになる。
ナイフリッジのようになっているとさすがにつぼ足で歩いていくのは危険かなと思っていたのだが、
火口壁は思っていたよりもなだらかだったので、つぼ足で歩いて行くことができた。

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ときおり雲に覆われ風が吹くと猛烈な寒さに襲われたが、全体的には天候が安定していたので山頂までたどり着くことができた。
雲が多かったので遠望は利かなかったが、目の前に広がる雪化粧された中央火口である父釜はとても美しく、
この時期に登ってきてよかったなと思う。

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今回は運よくアイゼンなしでも危険なく登山ができたことに感謝し、
やはりこの時期の北海道の登山は軽アイゼンは必須であることは痛感した。
下りは行きに比べてスピードが出るので、あの雪景色が嘘であったかのように
あっという間にエゾイタヤの黄色い世界に戻っていた。

その夜は洞爺湖温泉に宿泊。
温泉に浸かると、寒風に曝された顔がピリピリとする。
翌日16日は北海道駒ヶ岳に登る予定だったが、洞爺湖温泉から登山口までかなり時間がかかり、
山頂まで登る時間がなくなってしまった。
LCCのお陰で金銭的にも近くなった北海道なので、北海道駒ヶ岳にはまた近々登りに来ようと思った。

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  1. 2017/10/16(月) 23:59:58|
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