やっぱり単なる日記

日常のあれこれと登山や旅行の記録。

黄色く輝く八海山―秋風にたなびく雲の越後三山

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↑八海山、八ツ峰の地蔵岳から薬師岳の向こうの魚沼平野を眺める。

巻機山を予定していたこの週末はあいかわらず秋雨前線が停滞していて、
しかも南海上からは台風21号が接近しているという状況だった。
ただ新潟地方は土曜日の午前中までは天気が持ちそうだったので、コースタイムの短い八海山に変更することにした。

金曜日の夜に新宿から夜行高速バスに乗車し長岡駅へ。
これは六日町駅から巻機山登山口である清水へ行くバスが6:50発と早く、東京付近からだと間に合わないために予約したものだ。
長岡駅に5時に到着し電車に乗ると、6時半過ぎには六日町駅に到着できる。
巻機山へ行くバスにはちょうどいいのだが、八海山ロープウェーの山麓駅に行くバスは8:30が始発。
その前に山口バス停まで行くバスは07:25に出るが、これだと八海山ロープウェー山麓駅まで2㎞余り歩くことになる。
そのため駅前にタクシーが1台停まっていたので乗ろうとしたが、これは予約が入っているとのことで、
結局山口バス停行きのバスに乗りそこから歩くことにする。

山口バス停で降りると、目の前に八海山の稜線が見える。
今日歩くロープウェー山頂駅から八海山までの稜線にまったく雲はかかっていない。
そして全体的に黄葉していて、その中に赤やオレンジ色の紅葉も混ざっていてちょうど見頃のようだ。
ロープウェー山麓駅に着くと駐車場はガラガラで紅葉最盛期なのに不思議に思う。
雨の予報だから来ていないのだろうかとその時は思った。
ちょうどロープウェイの発車に間に合ったのでそれに飛び乗り高度を上げていくと、
黄色い山肌の向こうに魚沼平野がくっきりと見える。
曇り空だが高曇りで思っていたより展望が利いて気分が良い。

八海山はいくつかのピークがあるがとりあえず千本檜小屋を目指し、
天気を見ながら行けるところまで行って引き返すことにして出発。
最初のひと登りで展望のいい場所に出て、八海山の一番手前のピークである薬師岳が堂々とそびえているのが見えた。
そして高度を上げていくと背後の展望もどんどん開けて、向こうには佐渡島まで見えてきた。
周囲はイタヤカエデだろうか、黄色からオレンジ色に明るく紅葉している。
時折陽が射すくらいになってきて、周囲の明るい黄色やオレンジ色がますます明るく輝いてくる。

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女人堂に着いたが天気はまだまだもっていたので、予定どおり千本檜小屋まで行くことにする。
薬師岳手前で鎖場が現われる。
八海山は礫岩でできていて、円礫がたくさん入っているので濡れているとそれで滑りそうだ。
薬師岳まで登ると、目の前に越後駒ヶ岳、中ノ岳そして八海山の八ツ峰と越後三山が目の前に広がる。
越後駒ヶ岳には雲がたなびいていているが、雲が上がってくる気配はまだない。

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振り返ると遠く妙高山、火打山は雲の中のようだっだが、魚沼丘陵の向こうには米山や弥彦山、
そして海に浮かぶ佐渡島や粟島までくっきりと見えていて、関東地方では本当に雨が降っているのかと不思議な感じがした。
ただ上越国境付近の山々を見ると山頂部分は全て雲に覆われていて、
登ろうと思っていた巻機山の山頂もどうやら雲の中のようだ。

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千本檜小屋で暫し展望を堪能し、天気もまだ大丈夫そうなので
すぐ目の前に見える八ツ峰の一番手前のピークである地蔵岳まで登ってみることにした。
思ったよりもすんなりと地蔵岳に飛び出る。
千本檜小屋から少し高度を上げただけなのに、展望がより大迫力で眼前に迫ってくる。
そして上から見ると今日歩いてきたルートが色鮮やかに色付いているのがよく分かる。
ちょうど紅葉が見頃の八海山に来ることができてよかった。
最終的に地蔵岳のすぐ隣の不動岳まで足を延ばした。
そこからは目の前に大迫力の八ツ峰と谷間の鮮やかな紅葉を楽しむことができ、
時間的にもちょうどよく天気的も崩れてくると嫌なので引き返すことにした。

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午後になっても天候は安定したままで佐渡島などは行きよりもくっきりと姿を現してきた。
ロープウェー山麓駅まで戻ると、駐車場も満車で次々と観光バスも到着するような大混雑になっていて、
行きにガラガラだったのは朝が早かったからのようだ。
その夜は越後湯沢温泉に宿泊。
始めから八海山のつもりだったら日帰りで計画を立てていただろうが、
登山の後友人たちと温泉宿でゆっくりとするのはやはり楽しいものだ。
翌日は前線が北上してきたのか台風本体の雲がかかってきたのか朝から本降りで、
うまい具合に天気がもった黄色く輝く八海山で秋の一日を過ごすことができたのは本当に運が良かった。

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  1. 2017/10/21(土) 23:59:07|
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マッカリヌプリの神に迎え入れられた新雪の後方羊蹄山(しりべしやま)

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↑新雪ですっかりと白くなった羊蹄山の火口壁を歩く

10/14-16で、昨年7月に時間がなくて登れなかった(↓)羊蹄山に登る企画に参加した。
http://azmst.blog91.fc2.com/blog-entry-1061.html
その時は向かい側のニセコアンヌプリから羊蹄山を遥拝したのだが、この羊蹄山は正確には後方羊蹄山(しりべしやま)であり、
アイヌ語ではマッカリヌプリというとのことで、マッカリヌプリと呼んだ方が北海道の名峰という感じがする。
国内線では初めてLCCを利用したのだが、成田空港まで行く手間さえ我慢すれば
予約した6月の時点で新千歳空港まで7000円程度だった。
今回羊蹄山は山頂付近が雪の可能性が出てきていて軽アイゼンを持っていくか迷ったが、
飛行機の場合アイゼンは預け荷物になる。
LCCの場合預け荷物があると金額がアップしてくるため他のメンバーは持って行かないとのことで、
もしアイゼンが必要な感じだったら引き返すというスタンスで行くことになった。

初日の14日、秋雨前線の停滞する関東~南東北を抜けると雲が切れ、飛行機の窓からは八郎潟の東側の
森吉山~八幡平あたりが妙に赤くなっているのが見えてきた。
最初は光の加減かなと思っていたのだが、よく見るとそれは東北の山々がちょうど紅葉の最盛期を迎えている姿だった。
十和田湖上空まで来ると雲がなくなり、十和田湖の周囲の山々が赤く染まっているのをはっきりと見ることができた。
津軽海峡を越えると渡島半島の先端に小さく函館山が見え、その近くに明後日に登る予定の
北海道駒ヶ岳の2つのピークが尖っているのが見える。
いよいよ北海道に来たという感動的な瞬間である。
そして洞爺湖の向こうに羊蹄山が現れたのだが、案の定山頂部は雪で白くなっているようだった。
この日はサッポロビール博物館や小樽の観光をした後ニセコに宿泊。
そして翌日15日はいよいよ羊蹄山の登山の日だ。

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前日夕方から降り始めた雨は止んでいたが、宿から見える羊蹄山の山頂は雲から出たり入ったりという状況だった。
ただ天気は良くなる方向のようなので、登っているうちによくなっていくことを祈るしかない。
比羅夫コース(倶知安コース)の登山口に到着すると羊蹄山の山頂が見えたのだが、思ったより白くなっているようで、
これは山頂まで行けないかもしれないと思う。
登り始めは色付いたエゾイタヤで黄色く染まった道を行く。
他の登山者とは全然すれ違わず、6合目を過ぎた頃になると山頂方向から下りてきた人と数人すれ違う。
その内のひとりに話を聞いてみると、8合目より上は完全に雪が積もっていて夏装備では無理そうだったので
引き返して来たとのことだった。
これはいよいよ山頂は絶望的かなと思っていたのだが、雪が現れてもそれは昨日降ったばかりの新雪なのだろう、
凍ってはいないので滑ることはなさそうだった。
積雪も深くないので、アイゼンなしでもなんとかなりそうな感じで、
他のメンバー曰く「引き返す決定的な理由がなかった」ので進んでいった。
周囲は雪景色なのに、向かいのニセコアンヌプリや下界の平野に雪がないのが不思議な感じがする。

9合目に至ると樹林帯から出て周囲はハイマツ帯に。
ハイマツには樹氷がびっしりとついている。
ここで風が強かったら装備的に厳しかったかもしれないが、
後方羊蹄山(しりべしやま)―マッカリヌプリの神は我々を迎え入れてくれたようで、ときおり陽が射すほどに天気が好転してきた。
陽に照らされて樹氷の間から見えるマッカリヌプリは神々しく白く光っていた。

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この幻想的な景色を見てしまったからだろうか、ただ無心に山頂へと引き込まれていくように進んでいった。
火口壁まで到着し、そこから山頂までは火口壁を歩くことになる。
ナイフリッジのようになっているとさすがにつぼ足で歩いていくのは危険かなと思っていたのだが、
火口壁は思っていたよりもなだらかだったので、つぼ足で歩いて行くことができた。

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ときおり雲に覆われ風が吹くと猛烈な寒さに襲われたが、全体的には天候が安定していたので山頂までたどり着くことができた。
雲が多かったので遠望は利かなかったが、目の前に広がる雪化粧された中央火口である父釜はとても美しく、
この時期に登ってきてよかったなと思う。

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今回は運よくアイゼンなしでも危険なく登山ができたことに感謝し、
やはりこの時期の北海道の登山は軽アイゼンは必須であることは痛感した。
下りは行きに比べてスピードが出るので、あの雪景色が嘘であったかのように
あっという間にエゾイタヤの黄色い世界に戻っていた。

その夜は洞爺湖温泉に宿泊。
温泉に浸かると、寒風に曝された顔がピリピリとする。
翌日16日は北海道駒ヶ岳に登る予定だったが、洞爺湖温泉から登山口までかなり時間がかかり、
山頂まで登る時間がなくなってしまった。
LCCのお陰で金銭的にも近くなった北海道なので、北海道駒ヶ岳にはまた近々登りに来ようと思った。

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  1. 2017/10/16(月) 23:59:58|
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キャッシュバックのためにDMM mobileからBIGLOBE mobileに乗換え

去年の9月からDMM mobileの音声付きSIMを利用していて1年が経過()。
ここで乗り換えても解約手数料がかからなくなったので、もっと安いところはないかなあと探していた。

現在利用しているDMM mobileのプランは音声付き高速通信容量1Gで月1363円(税込・ユニバーサルサービス料3円込)
家ではWi-Fi接続なので、月1Gで充分だし、都心勤めではないためか昼休みの接続速度にも何にも不満もない。
ただ、もっと安くならないかなというのと、単に同じ通信会社だと飽きたということがあるのかもしれない。

ちょうどテレビCMでBIGLOBE mobileがよく宣伝をしている。
なんでも9月末でBIGLOBE SIMからBIGLOBEモバイルに名称変更をしたからのようだ。


で、金額を調べてみると、高速通信月1Gで1400円。(税込・ユニバーサルサービス料3円込にすると1515円)
なんだ、全然安くない。
やはりDMM mobileより安いところはないらしい。

が、12月3日までに申し込むと、SIM契約だけでも12000円+支払いに充当できるGポイント3000円分のキャッシュバックがある。
このキャッシュバックを受けるには、音声付きSIMで高速通信3G以上のプランに申し込む必要があるので、
月額が1600円(税込・ユニバーサルサービス料3円込にすると1731円)になってしまうが。

ということでこのままDMM mobileを使い続けた場合と、BIGLOBE mobileに乗換えてキャッシュバックを受けた場合を比較すると、

DMM mobile のまま(全て税込)
 1363円×12ヶ月 = 16356円

BIGLOBE mobile にMNPで乗換え(全て税込)
 1731円×12ヶ月 = 20772円
 MNP手数料 3240円(DMM mobileに支払)
 新規契約手数料 3240円
 SIM準備手数料 425円

 合計27667円 からキャッシュバック15000円 =12677円

となるので、乗り換えた方が3Gに高速通信容量が増えるのに年間支払金額は安くなることになる。
ということで乗り換えることにした。

キャッシュバックの3000Gポイント分はきちんと交換を申し込む必要はあるし、
キャッシュバック12000円分は来年10月に申請してから口座振り込みなので、そこまでもらって結果としての金額だが。

テーマ:MVNO(仮想移動体通信事業者) - ジャンル:携帯電話・PHS

  1. 2017/10/07(土) 13:12:24|
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『天空の城ラピュタ』を久しぶりに通しで。ラピュタの静けさは高山と同じ

毎年1度は放映される『天空の城ラピュタ』。
今回は久しぶりに自宅でゆっくり通しで見ることにした。
今までも温泉宿でゆっくりと通しで見たこともあったが()、
ここ数年はジムなどでながらで見てばかりいたので、通しでゆっくりとみるのは久しぶりだ。

ムスカ君(28)のあいかわずな、「見ろ!人がゴミのようだ!」などの名言、
そして人気の「バルス!」などの名場面は言うまでもなく、
自分が一番好きなシーンはやはり、「ラピュタ」の場面だ。

ラピュタ1

ラピュタ2

パズーとシータがラピュタに到着した、最初のシーン。
雲が流れ、花が咲き、鳥がさえずる、あのシーンは、もう紛れもなく、高山と同じだ。
そして、今回見て特に印象的だったのが、無音のシーンがかなりあるということだ。
このラピュタの到着シーンでも無音で雲が流れていく。
まるで高山だ。

よく高山に登って静寂のなか雲が流れていくとラピュタを思い出す。

あと、ジブリの映画で好きなのは『もののけ姫』なのだが、最後にシシ神に頭を返して、
あたり一面に緑が生い茂り、風が流れていくあのシーンもまた、高山そのものなのである。

テーマ:アニメ・感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2017/09/29(金) 23:59:57|
  2. TV・ラジオ・音楽・本・映画
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秋の始まりと自己肯定感と破壊衝動による投票行動について

暑さ寒さも彼岸まで。
彼岸も中日を過ぎると、この言葉どおり朝晩はひんやりとするようになってきた。
昨日は楽しい旅行から帰ってから嫌なことがあったためか、今日は朝から気分が悪い。
嫌なことがあると怒りで体が熱くなるのではなく、嫌な気持ちで気分が沈み込み体が冷えてだるくなるように感じることが
最近ますます多くなってきた。
窓から差し込む秋の陽射しは弱く、ますます気分は沈み込んでいく気がする。

自己肯定感が低いと、自分の人生など別にどうでもいいように感じ、延いてはこの世の中どうなってもいいような気がしてくる。
世間では北朝鮮とUSAのトップ同士が口喧嘩をしていて、そして衆議院は解散され来月末には総選挙というような流れになっている。
北朝鮮はともかくUSAのトップは選挙で選ばれた人間なのである。

来月末には選挙権のある自分は選挙に行くだろうが、仮にこんな精神状況で投票するとなると、正しい判断はできるのだろうか。
自己肯定感が低く、世の中どうなってもいいという人間が下す判断は、世の中を良くするようにというよりは
破壊衝動に駆られた選択をするのではないだろうか?
自己肯定感が高く、世の中を良くしたいとまではいかないが、このままの状況が継続していけばと思っている人間より、
自己肯定感が低く、世の中がひっくり返ってしまえばいいと思っている人間の方が多くなった場合、
その選挙結果というのは果たして世の中をよくしていくものなのだろうか?
選挙結果をもたらす民意というものは、世の中を良くするために変えようという投票行動によるものであるというのは
もしかしたらとんでもない間違いであり、世の中を良くするために変えようということではなく、
とりあえず良くなろうが悪くなろうがひっくり返してしまえという投票行動もありうるのではないだろうか?

今日は上空に寒気が入っているとのことで、弱い陽射しの割にはどんどん雲が湧いて遠方の山々を隠していく。
午前中はそんな窓の外を見ながらそんなことをぐるぐると考えていた。
と、午後になると複数すごく不愉快な人間の対応をすることになり、沸々と怒りが湧いてきた。
怒りはときには憂鬱な沈み込んだ気分を吹っ切れさせてくれるものだ。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2017/09/25(月) 23:43:41|
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